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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

テレビ会議

実験を行っている欧州原子核研究機構(CERN)は、インターネットを使うhttp、あるいはwwwを開発した所として有名である。有名と言っても、素粒子物理学の実験よりも遥かに有名という意味で、どれくらい一般の人が知っているのかは知りません。なぜインターネットを使っての通信を開発したかと言うと、素粒子物理学の実験は非常に大規模で国際協力実験がほとんど。つまり研究者が世界中に散らばっているので、情報を共有したり、電話以外の通信方法が必要。そのためにインターネット技術が世間に先駆けて開発されました。

今も当然ネットワークを使っての通信をフル活用していますが、中でもテレビ会議を非常に高い頻度で使用します。テレビ会議と一言で言っても色々なシステムがあるのですが、最近流行(?)しているのがEvoというシステム。これは会議室同士を結ぶというより各個人がPCを使ってテレビ会議に参加するためのシステムで、それを今日初めて使ったのですが、高クォリティと多彩な機能に驚きました。しかもタダ。画質・音質が良いシステムはやはりそれなりに高い機材を必要とするのに、タダで高機能というのは驚きです。

特に驚いたのが、共通のお絵描き画面を参加者全員で共有できること。自分の画面には当然自分で記入できますが、それが参加者全員に送られるわけです。つまり1つの画面をネットワークを介して会議に参加している人々が同時に編集できるのです。さらに、自分のディスプレイ上の特定の領域を参加者全員に送れます。通常だと画像はカメラ経由で送るので画質がどうしても良くないのですが、この昨日ではカメラを使わず非常に鮮明な像を送ることができます。さらにさらに驚いたのが、3人以上の参加者がいた場合、ある特定の人と内緒話ができるのです。Aさん、Bさん、Cさんが会議に参加していたとします。通常はAさんが喋れば、その音声はBさんCさんの両方に届きます。ところが、Cさんが喋っている最中にAさんがBさんだけと話をしたい場合、Bさんにだけ音声を送れるのです。しかもCさんにはAさんがBさんと話をしていることを気づかれずに。会議中にとなりの人とひそひそ話をする感覚です。

今までは別のシステムを使っていたのですが、これからはEvoをフル活用することになりそうです。
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