ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

自分の頭で考えてもらいたい

ある外国人研究者とのやりとりに疲れています。研究内容について質問すると,「どこそこの論文にそう書いてあるから」的な答えばかりで,自分自身でその内容を吟味もしていなければ,理解もしていないのです。検出器開発にかんする議論で,なぜそういう要求値になるのか,なんでもっと緩い要求ではダメなのかと尋ねると上記の答えなのです。。では,と,その論文を見ると仕様要求は書かれていますが,なぜその要求値になるのかは定かではありません。

こういうことはよくあるのですが,そのパターンは2つに分類できるかもしれません。

その1:相手が何にも考えていない。一定の割合ではどこにでもそういう人がいて,運悪くそういう人に出くわしてしまった。

その2:検出器開発の専門家によくあることですが,一般的に面白い技術開発をやっていると,その研究をさらに進めるために物理から本当に必要なのかどうかわからないけど,とにかくoverspecなものを作ろうとする人たち。技術開発自体を目的とするエンジニアが幅広い応用を見据えて技術開発してるかのごとく,技術開発自身がゴールになっているパターン。

今回はこの2つのコンビネーションみたいなのですが,相手にするのが本当に疲れます。本に書いてあるから,誰かがそう言ってるから,という理由で研究を正当化するなら科学者をやめたほうがよいです。いや,2のパターンならそう言ってくれれば,それはそれで納得します。自分の今の環境だとそういうことをする金も人もいないので,潔くoverspecだけど趣味でやってると言われれば,ただただ羨ましいと思うだけです。でも,本来は2なのに,誰かが必要と言ったから必要なんだ,みたいな説得力のない言葉で正当化しようとしてる人を相手にしなければならないのは,仕事だから仕方ないことなのかもしれませんが,科学者同士の会話ではありません。とほほ。

研究 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

ご自分はちがうのですか?
2017-04-26 Wed 19:14 | URL | ひゃま [ 編集]
> ご自分はちがうのですか?

間違いなく何にも考えていないバカだと思います。
そういうバカを相手にしたくない人は近づかないことをお勧めします。
2017-04-28 Fri 20:30 | URL | ExtraDimension [ 編集]
まあ、ご謙遜されてるんでしょうが、
仕事なら、要求に対して要件が満たせば、我慢も必要なのは、どこでも同じですね
2017-05-04 Thu 00:36 | URL | ひゃま [ 編集]

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