ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

久々ゼミ

昨日は,4月から総研大のM1となる学生とゼミをマンツーマンでやりました。しばらく学生とのゼミをやっていなかったので新鮮でした。学部時代は理論の研究室だったということで,実験屋がゼミでよく使う教科書の中で易しめのPerkinsを読み始めました。

新M1とはいえ高エネルギー物理の訓練を受けてこなかったので,実質新B4を相手にしていると想定してゼミを進めました。で,繰り返しになるのですが,新鮮でした。何がって,自分たちにとっては当たり前過ぎていつどこで学んだのかわからないことの数々を興味をもって聞いてくれるからです。基本的に少人数でやるゼミのよいところは,学生がどれくらい理解しているのかがよくわかるし,だからこそわかるまで説明できるところです。昨日はマンツーマンだったので,その特徴がさらに増幅されて,非常に濃度の濃いゼミとなりました。

ゼミと両輪でやりたいのは,実験の初歩です。大学でB4がよくやるような宇宙線中のミューオンの寿命測定あたりからやりたいのですが,KEKと大学との大きな違いに気付きました。大学だとそのような教育目的に使える器材がそこら辺に転がっているのですが,実はKEKには身近にそういうものがあるわけではありません。実際の実験で使うことを想定した検出器の開発などを進めていますが,そういうのはデータ収集システムが強力だけれど初心者がすぐに使えるようなものでなかったり,転がっているシンチレータが大きすぎたり,と,初心者向きのものではありません。ということを周りの人と話して,総研大があるからには学生教育用の器材も揃えるべきだなと思いました。

晩は,その学生の歓迎会と称して何人かで飲みに行きました。同年代で飲むのも楽しいですが,若い人と話をするのもやっぱり楽しいもんです。

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