ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

阪大物理関連のお知らせ

今回は阪大の物理学専攻関連のお知らせ2つです。

まずは,A川研究室のSさんが平成基礎科学財団の戸塚洋二賞を受賞したというお知らせ。3人の共同受賞で,ニュートリノと重水素の断面積測定による功績だそうです。おめでとうございます。いやー,身近(と私が思ってるだけかもしれませんが)な人が受賞するのは嬉しいものです。

もう一つは,素論のH谷さんの最終講義のお知らせ。3月13日の14時からで,詳しいことは物理学専攻トップページのEVENTSをご覧ください。講義の概要がカッコいいのでそのまま載せます。
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概要
大学に入学して、物理の明晰さと単純さに惹きつけられるきっかけとなったのはランダウ・リフシッツの教科書とアインシュタインの論文だった。やがて素粒子物理の研究にかじりついてみると、時はゲージ理論が自然の力を記述するという素粒子標準理論が確立されていくど真ん中であった。異なった相互作用を一つにまとめる力の統一は対称性の自発的破れがあって初めて可能になる。
アインシュタインの単純さの美学から豊かな自然を導く手立てが南部によって作られた。ヒッグスボゾンの発見はこの統一の描像を裏打ちするものであるが、学生時代からヒッグスボゾンは不可解と不満の種でもあった。原理が欠落している。正体は何か。今LHC実験も佳境に入り、解決の糸口が見えるかもしれない。実は時空には新しい次元があり、ヒッグスボゾンもゲージ原理の反映かもしれない。もう一つの夢のひも理論も現実のものとなるかもしれない。今を語りたい。
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いやー,やっぱ,違います。大学に入学してまずランダウ・リフシッツとアインシュタインですから。。。ランダウ・リフシッツの教科書はまだしもアインシュタインの論文って。

しかし,私との違いはさておき,言いたいことは非常に共感できます。ゲージ理論の美しさとヒッグスボソンの不可解さ。まさにそれこそが,今,私が高エネルギー物理をやっている理由と言っても過言ではありません。細谷機構を支持する実験結果が得られるとよいのですが。

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