ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ビームの取り出し不調

昨日Fermilabから戻ってきて,明日からはCERNという日程なので,今日は少しのんびりしたかったのですが,今日締め切りの提出物があり,また,今週のCERN出張は理事会とCERN-KEK委員会というものに出席するためなのですが,CERN-KEK委員会では私もトークをしないとならず,ですがスライドの準備を全くできていなかったので,今日は朝からガリガリ仕事をしています。夏の盆休み明けからスケジュールがぎっしりで,綱渡り的にそのスケジュールをこなす日々が続いていましたが,今週を乗り切るとその後しばらくして年末年始の休みもあり,少し休めそうです。その休みを楽しみにして,もう一踏ん張りです。

以上のようなイベントがあるのでFermilabでのビームテストの半ばで私は一旦帰国したのですが,どうも加速器の調子がよくないみたいです。ビームテスト施設のコーディネータがずっと心配はしていたのですが,メインインジェクターからビームを取り出しにトラブルがあってしばらくビームが止まっています。よくわかっていないのですが,セプタムのところにワイヤがありそのワイヤを交換する必要があるとかなんとか,そういう議論になっていて,しかも予備があるにはあるが現状で使っているものとはちょっと違うので,その予備に交換してうまくいくかどうかわからない,という結構危険な状況になっているようです。

去年は極めて安定してビームを使えたので,また,テスト施設の応対が非常にユーザーフレンドリーだったことから気を良くして,それで今年もまたビームタイムを確保したのですが,なんだかだいぶ雲行きが怪しくなってきました。今回は参加者数も格段に多いですし,試験するデバイスも大幅に増えています。加えて,自分自身のことになりますが,このビームテストのための予算を少し今年は獲得していて,その予算(+他の予算)を使ってのビームテストですから,何らかの結果を出せないと非常に辛いものがあります。

そんなわけで,Fermilabを離れてしまった私は,というかFermilabにいても加速器のことなので同じことですが,とにかく加速器が復旧してわずかでもいいからデータ収集できることを祈るばかりです。

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