ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

歩く速さと年収との相関

ドコモ・ヘルスケアという会社の調査で年収と歩く速さとの間に相関があることがわかったというニュースを見かけました。やっぱりという部分と,いやちょっと待てよという2つの印象があります。

やっぱりと思うのは,自分の普段の生活からそういう相関はあるんじゃないかと感じていたからです。仕事ができる人は歩くの速いという印象を持っていたし,学生(=基本的には年収ゼロです)の歩く遅さは我々世代の誰もが言ってることでしたから。加えて,忙しい人は自然と歩く速さが速くなるだろうし,大きなサンプルを集めれば忙しい人の方が収入多いでしょうから。そんなバイアスを日頃から持っていたので,この結果を見ても驚きはなくて,むしろ当たり前だろうという感想を持ちました。だって,空港で歩く人の速さを観察してたら,ビジネスに乗っててスーツを着てる方々は歩くの速い人が多いですから。それに暇を持て余して街中をぶらぶらしてる人は歩くの遅くて当たり前だし,そんな人が高収入のわけありません。

一方で,この調査の結果の解釈の仕方ですが,全体の傾向としては当然そういう傾向があるだろうし,誰もがなんとなく感じていることなので「やっぱりか」と納得する人が多いと思うのですが,サンプルにバイアスがないのかという点は実験データを扱う人間としては当然気になります。たとえば年収のない人の代表者は専業主婦(夫),学生,老人です。老人のサンプルはは歩くの遅いでしょう。なので,見えている相関は年収と老人の多寡との関係かもしれません。

いや,結果は実は同じなのかもしれませんが,性別や年齢というバイアスを除いた調査結果を見てみたいというのが私の感想でした。同じ年代同じ性別同じ職種というサンプルごとにこの相関を見てみたいものです。他にもありますね,歩く速さとの相関を見てみたいものは。学業成績との相関とか。

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