ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ジュネーブ大見学

昨日の午後はジュネーブ大へ行ってきました。ジュネーブ大はATLASの中でも非常に大きいグループの一つで,物理解析とピクセル検出器の一大勢力です。

そんなジュネーブ大とHL-LHCへ向けたアップグレード用のピクセル検出器の共同開発を始めており,その打ち合わせと彼らのラボの見学をしてきました。というのが表面上の話で,大人的には結束がより強くなるための営業活動です。相手も大人なので,それは理解しており,いやあるいは単に暇だったからなのかもしれませんが,ピクセル関係のスタッフ総出でラボ見学をさせてくれました。

このプチ出張は大正解でした。彼らはピクセルセンサー部分がマウントされる構造体を作ろうとしているのですが,その構造体にどうやってセンサーを取り付けるかなどをいろいろ議論できましたし,何よりCADの絵を見せてもらうよりも実物の試作品を見せてもらうほうが構造をはるかによく理解できます。それに構造体を実際に手に触る機会というのは極めて稀なので,非常に貴重な経験をできました。数字で何グラムと言われるよりも,実際に手にするとカーボンの構造体の軽さは感動ものでした。

さらに度肝を抜かれたのは彼らの持つ装備の凄さです。どデカイ2階建てのクリーンルームに,うん千万円するCMMやらボンダーやらがゴロゴロ転がっているのです。大学でこんな立派な設備を持ってるところなんて見たことありません。というか,KEKよりも遥かに充実しています。ジュネーブ大だけでなく海外の有名大学の設備の立派さと人的資源の豊富さは本当に垂涎ものです。羨ましい。

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