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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

博士課程への進学状況

昨日書いたように、博士課程の学生に関する話をこれから時々書こうと思うのですが、今日はその第一弾として進学状況です。

と言ってもデータを持っているわけではなし、今すぐわかることはないかと調べてみたのが、今年度の修士修了予定者数と博士課程進学者数です。私たち物理学専攻(私たちの大学の物理学科は、大学院では物理専攻と宇宙地球専攻に分かれます)で約60人が修士を取る見込みで、博士課程進学希望者がたった17人。寂しいですね。ただし、進学する分野には偏りがあります。

まず、理論の学生の進学率は毎年高いです。今年度は素粒子・原子核と物性合わせて約半数の学生が進学します。それから素粒子・原子核と物性を比較すると素粒子・原子核関係の学生の進学率の方がだいぶ高いです。今年度素粒子・原子核では24人修士卒で11人博士進学。一方物性では35人中6人です。しかもその6人のうち理論から5人ということで、物性の実験系ではたった1人という寂しさです。どれくらいの変動が年によってあるのかもっと調べないとわかりませんが、感覚的にはこんなものかなと思います。

という事実を認識すると、ちょっと失礼なのですが、物性の実験系は将来大丈夫なんだろうかと不安になってしまいます。物性実験に限ると21人中1人しかいないんですよ。別分野ながら心配になります。


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