ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

新学術キックオフミーティング

昨日,今日と新学術のキックオフミーティングがありました。加えてより切実な別件があり,2日間T大へ通いました。

キックオフミーティングで私にとって一番面白かったのは,KEKのKさんの話でした。ダークマターの色々な可能性をレビューと見せかけて,自分の仕事を幾つか披露してくれたのですが,ある模型を盲目的に信じるのではなく色々な可能性を考え,調べていて非常に面白かったです。なかでも私にとって一番興味深かったのは,標準模型にWのanomolous couplingを入れるだけでダークマターを作れちゃうという話です。たとえばSUSYみたいに,その先のある話ではないので見方によってはつまらないかもしれませんが,そういう可能性があることを知らなかった私にとっては興味深かったです。

ただ,なんでWの4点結合という異常項を入れるだけでダークマターを作れちゃうのかという肝心の部分については,残念なことに理解できていません。ソリトンが...とか言われてしまうとアホな実験屋にとっては太刀打ちできなくなってしまいます。論文に纏めているみたいなので読んでみたいところですが,その時間があるかどうか。。

あとこの話が面白いと思った点は,結局電弱対称性の破れに関連があり,実験での測定と関連づけられるところです。どこぞの研究室の人がよくやっている無い物探しではなく,WW散乱という実在する物理現象をきちんと測定することでダークマターと繋がるというところが面白いなぁ,と思ったのでした。

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