ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ピクセルタイミング調整とか

数日前にも書きましたが,LHCの立ち上げ作業は順調に進んでいて,調整作業の一環として13TeV衝突もぼちぼちあるようです。ビームの軌道等をまだ調整中で安定していないので,物理解析用にはまだ使えませんが,とにかく衝突があればデータは取っていて,検出器の調整のためには非常に役立つものとなります。身近なところでは,最近ようやくヒットが見えるようにはなったけれどもタイミング調整がまだできていないピクセル検出器の調整作業が佳境です。

KEKのTくんたちが頑張ってピクセル検出器グループに喰い込み,今は日本グループはピクセル検出器の運用には欠かせない存在となっていて,実際今もT工大の学生がDAQやモニタリングに,S研大Hくんがまさに問題となっているピクセル最外層のタイミング解析で活躍しています。TGCだけでなく,SCTとあわせてシリコン検出器の運用での日本グループの存在感も上がっていて,とてもいい感じです。

そんなわけでCERNでは,実験再開の大変ではありますが楽しくやり甲斐のある作業が進行しています。一方私は,この秋に中国で行われる国際スクールの生徒の選考作業で首が回らなくなっています。選考のための会議が月曜にあるので,それまでに応募者全員の順位付けを委員全員が行わなければならず,この作業を昨日の夕方に始めたのですが,今になってもまだまだ終わりそうにありません。なにしろ応募総数が200を超えていますから,応募者の一言コメントと推薦書を読むだけでもとてつもない時間を要しています。明日早朝にはCERNに向けて出発しないとならないので,なんとか今日中に終わらせたいところなのですが。どうなることやら。。

しっかし,推薦書はお国柄が出て,たとえば1人で3人の学生に推薦書を書いているのに,それぞれの学生がすべて上位1%に入る優秀さだとか平気で書いてくる場合もあって,どうやって順位付けをすればいいのか材料がなくて困る場合が多いです。日欧からの応募者だけだと順位付けはだいぶ楽なのですが,応募してくる学生の大多数はそれ以外の国なので,なかなか苦戦しています。

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