ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

朝から晩まで

HL-LHCへ向けて着々とR&Dは進んでいますが,日本では予算措置されていないためにR&Dの費用は通常経費(競争的外部資金を含む)で賄わなければならず,また,年々厳しくなる通常予算のため今年度の予算不足が深刻で,年度末以降,私の業務は朝から晩まで本当に予算関係だけと言っても過言ではありません。

ない予算はどうにも配分できませんから,様々な要望を断るしかなく,その説明に朝から晩まで追われ,なんとかHL-LHC関係の予算がつくよう文科省に説明に参上し,その他可能性のある資金獲得のための金策の日々です。でもって家に帰ってから夜中にやるATLASとのテレビ会議まで予算の話。本当は人材も大切なのですが,これだけ朝から晩まで毎日毎日金策に追われていると何が大事なのかを見失いそうです。予算を管理してる立場に立つと,検出器R&Dに関しては予算さえあればアウトソーシングできてしまうし,人が足りなければ雇えばいいだし...みたいに,人を育てるよりも簡単に金で解決できてしまうアウトソーシングの誘惑に負けてしまう人の気持ちがわかるようになってしまっています。人間(研究者?教育者?)失格の考えに取り憑かれそうで恐ろしいです。

短期的には外部資金が採択されればなんとかなりますが,恒常的な金欠を脱するには概算なり補正が不可欠です。これ以上細かいことは書けませんが,とにかく,でっかい予算がついて,金策生活にピリオドを打つのが最近の夢です。

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