ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

LHCトンネルに入る

いやー,今日はちょっと興奮しています。LHCトンネルに初めて入ったのです。えっ,ATLASやってるくせにLHCトンネル入ったことなかったの?と思われる方もいるかもしれませんが,ATLASをやってる物理屋はATLAS実験ホールには行っても,LHCの加速器トンネルには入る機会がほとんどありません。LHCの建設期であれば入ったことのある人が多いのかもしれませんが,今現場で頑張ってる若手から私たちくらいの世代から下の人間はLHCトンネルには入る機会がほとんどありません。実際,今日一緒にトンネルに入ったATLAS日本グループのもう一人の代表も初めて入ったそうです。

話を戻しますと,CERNに火曜日に移動して来たのですが,今回の短期の滞在の目的は,今日CERNを訪問した在ジュネーブ政府代表部の新大使の歓迎プログラムに参加するためでした。そのプログラムは,CERNの説明だけでなく,色々な場所の見学が含まれていて,それに同行した私たちもLHCトンネルに入るという幸運に恵まれたのでした。

入ったトンネルは,ATLASの近くの直線部で,並行して反対向きに飛んでいる陽子ビームが正面衝突を起こすように軌道を曲げるための双極磁石と,ビームがより高い確率で衝突するようにビームの大きさを絞るための四重極磁石がある場所です。カメラを持っていなかったのが極めて残念だったのですが,どういう場所だったかお伝えするためにウェブ上に落ちていた写真を拾ってきました。今日行った場所以外にも衝突地点の直線部がありますから,その写真の場所が今日行った場所と同じかどうかはわかりませんが,まあ,そんなところに行ったのだと思ってください。
Q_LHC

さらに,せっかくトンネルに入ったのだから,あの有名な8.3T(設計値)の双極子電磁石も見ようと思ったのですが,私たちのアクセスが許されているのは直線部のみで,遠くに曲線部が見えたのですが,あの青い電磁石(って,正確には電磁石が収まっている冷凍庫が青いのですが)を目の当たりにすることはできませんでした。ついでなので,何を言ってるかわかってもらうために,これまたウェブ上に落ちていた写真を貼り付けておきます。
dipole

タフな日程ですが,今日は疲れば吹っ飛びました。

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