ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

目に付いたニュース2つ

CERNでやってた契約関係の仕事を引き続き日本に帰ってきてもやっているのですが,自分自身の手際の悪さに自己嫌悪気味です。仕事のデキナイ人の典型みたいになってます。KEKの事務方の複数の部署,CERNの事務方,ATLASグループの予算管理者,そして私というループで仕事をしているのですが,私が入札や協定に関する知識をあまりに持っていないために,何かことあるごとに関連部署に話を聞かなければならず,子供のお使い状態で,なかなか話が進みません。研究なら進め方は自分なりのものが確立されているので,多少想定外のことがあってもそれなりに対応して粛々と進めることができますが,経験ゼロ,知識ゼロで何かをやろうとするのは,まあ当たり前ではあるのですが,難しいものだと実感しています。

明日からFermilabにビームテストに行くので,関連した書類作りその他を現地の担当者と色々やっていて,かつ,準備をしているYくんの監督をもっとちゃんとやりたいのですが,上記の事務仕事が自分の思うように進まず,精神的に不健康な状態が続いています。そんなわけで,現実逃避気味で,今朝の新聞で目に付いたニュースを2つ。

低所得者1000万人を対象に3万円の給付金というのには驚きました。1億総活躍社会の実現に向けた第一歩だそうですが,3万円もらって,よしこれで子供をもう一人作ろうと考える人がいるとは思えません。私なら,よしこれで飲みに行こう,ってなとこですし,3万円だったら貯蓄以外だったらまあ同じような使い方をする人が多いのではないでしょうか。これで3000億円。典型的なバラマキなのはいいですが,それならば,私は推進派というわけではありませんがILCでもいいじゃないか,という気になってきます。ILC予算の多くは土木工事で,金の流れ的には経済刺激策という道路作りとあんまり変わりありません。日本が負担する予算規模としては今回の3000億円とは大して変わりませんし。しかし,今回のは補正一発ですか。強烈ですね,政治判断は。

もう一つは,三井物産が博士課程修了者枠を採用の際に設けた話。ポスドクも含めた枠で,分析力に優れた人材確保を目指しているとのこと。こういう動きが他の会社でも続いて欲しいものです。今流行りのビッグデータの解析なども含めて,データ解析は,高エネルギー物理屋の得意とするところなので,私たちの業界とのマッチングは悪くないので,将来的に,こういう職種が博士課程修了者あるいはポスドクの職の候補になってくれたりするとありがたいです。

そういえば就職関連で思い出しましたが,最近,就職活動の開始時期についてのニュースがよくあります。けど,そんなことよりも,就職したい人間にとって一番問題なのは新卒の一括採用で,この日本特有のシステムをなんとかしてもらえないものなのでしょうか。世代間の不公平が甚だしいですし,ある世代の能力が他の世代に比べて低いとなると,会社にとっても長期的には不利益を被ることになるのではないかと思うのですが,やはり,それ以上に一括採用のほうがコストや時間に関するメリットが大きいものなのですかね。

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