ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

宇宙飛行士ネタ

国際宇宙ステーションに油井さんという方が滞在されているそうですが,世間のニュースに敏感でない私は,このニュースをフォローしていませんでした。ところが,とある筋から,ダークマター探索をやっているMくんがこのニュースの中でテレビに出ていたという話を聞き,それで油井さんという方が今宇宙ステーションに行ってるということを知りました。

Mくんは,宇宙飛行士の試験でかなりいいところまで残ったことがあるという男で,その試験時に油井さんとも一緒だったのだそうです。それが影響してなのかどうか知りませんが,油井さんを乗せたロケット打ち上げに関連して(?)ダークマター探索についてテレビでコメントをしていました。普段よく酒を飲むこともあるMくんが,すました顔でインタビューを受けているのは,普段を知っている人間にとってはその落差がなかなかに趣深かったです。

で,宇宙飛行士つながりで無理やり話題を変えてしまいますが,CERN bulletin の記事に,宇宙飛行士を宇宙線から守るために高温超伝導材を使うみたいな話があり,私はこの記事に興味をそそられました。記事のタイトルが「超伝導シールドで宇宙飛行士を守る」となってるので,一目なんだこりゃと思ったのですが,記事を読むと,どうも強い磁場を発生させて低エネルギーの荷電粒子を弾いてしまおうということのようです。その際に線材として,高温超伝導材であるMgB2というものを開発してるとか。

LHCのビームエネルギーの上限を決めているのは,陽子ビームの軌道を曲げるための双極子電磁石の磁場の強さで,より高いビームエネルギーを求めて磁石の線材開発が行われています。よく使われているのがNbTiで,HL-LHC用にCERNなどで開発してるのがNb3Snなのですが,高温超伝導材というのも開発の視野に入っているそうで,先週CERNに行ったときにも委員会の中のプログラムの一つとしてCERNの磁石開発施設を見学してそういう説明を受けたので,上記のCERN bulletinの記事が妙に目に入ってきたというわけです。今更ながらに,高温超伝導というのは,実用化できれば色々なところでご利益があるんだろうなという実感を持ちました。

しかし,話を宇宙飛行士に戻すと,前にもこのブログで記事として書きましたが,被曝線量みたいなものは法律で決まってないのですかね。普通の放射線作業従事者なんかとは比べものにならないくらい被曝してそうです。

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