ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

6.5TeVへ

イースター休暇明け,というか,その最中にLHCへの陽子ビーム入射に成功した,と前回のエントリーでお知らせしましたが,10日には,6.5TeVへの加速に成功しました。それに関するCERNの記事にあるように,リング2つありますが,片方のビーム(2本ビームがあるので,ビーム1,ビーム2と呼んでます)だけ入射し,約6E9個の陽子ビームを6.5TeVまで加速しました。加速している最中に陽子ビーム数はそれほど減っていませんから,ビームロスがそれほどなかったことがわかります。

KEKに異動して色々な情報がリアルタイムで手に入れられるようになったので(自分の身の回りにLHC/ATLAS関係者がたくさんいるので,そういう人たちから色々な話が入ってくる),加速成功直後にこのニュースを聞いていたのですが,ことあるごとに送られてくるCERN所長からのメールが来ないし,ATLASグループの執行部からもメール等が流れてこないので,おおっぴらに宣伝していいのか迷っていたのですが,すでにCERNのウェブサイトにこの話が載ってるよという話を昨日になって聞き,それでこのブログでもようやく取り上げました。

なんで大々的に宣伝しないのかわかりませんが,とにかく,また一区切りというか,一歩前進ですね。ビーム1の加速にも成功してるのかどうかは私把握していませんが,もしそれに成功すると,後はいよいよ衝突ということになります。13TeVという数字が目前に迫ってきました。

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