ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

2014年度卒業研究発表

今日は4年生の卒業研究発表会でした。時間がなくて4年生の面倒をみることのできない私に代わって,ここ数日はTくんが真空装置の準備に始まり,解析まできっちりと面倒をみてくれています。そのおかげで,大気中と真空中でのポジトロニウムの寿命がいい感じで得られました。と思ったのですが...

あまりに良さげな値すぎて皆がその結果を疑っていたところ,案の定(?)どんでん返しで,ポジトロニウムを生成させるターゲットであるエアロジェルを置かなくても,エアロジェルがあるときと同じような崩壊時間の分布になってしまっていることがわかりました。。。去年は寿命うんぬんの前に,ポジトロニウムが生成されているかどうかを入念にチェックしたのですが,今年はそこまで実験が進んでいなかったこともあり,彼らにそういうチェックをするよう私が指導をしませんでした。そのチェックをしたのが昨日。発表全日になってからそういうチェックをしているということ自体,私の指導力不足です。

しかし,何が見えているのか不思議です。単なる偶発事象ではexponentialで落ちていくような崩壊時間分布を作るのは難しいですから,皆,何が見えているのか不思議がっています。発表会は終わりましたが,4年生にはもう少し頑張ってもらって,何が見えているのか原因を究明,そして,大気中での寿命まではなんとか測定してほしいところです。

おっと,大事なことを書いていませんでしたが,そんなアクシデントはありましたが,4年生は全員合格でした。おめでとう。

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