ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

RCNPでのビームテスト

先のエントリーに書いたように,阪大のRCNPでビームテストをやっています。

ATLAS大阪的には,長い時間をかけて開発してきたSVX4を使ったテレスコープの試験です。一方で,それとは別のシリコン検出器開発にも私が少しだけ絡んでいるので,ビームタイムを有効利用しようということで,その検出器の開発をしているグループも一緒にビームテストをやっています。

ビームタイムは2回に分けてもらうことができて,その1回目が昨日の昼から今日の9時まで(の予定)。2回目は今週末にさらに1日半ほどあります。Yくんが頑張って準備をしてきたおかげで,ビームが出た瞬間からテレスコープは順調にデータを収集しています。去年の11月にCERNでやったビームテストとは比べ物にならないくらい順調に動いています。

私たちのグループがこのようなビームテストのために開発してきたもう一つがファイバートラッカーです。ビームの位置を安定して測定するためのビームプロファイルモニターとして開発してきました。特に,ビームを出し始めたときに,試験する対象物にビームが入射しているのかを確認するのがその大きな役割です。今回は残念ながらタイムリーに使うことはできませんでしたが,TくんとYさんがデバッグをして,なだめすかしながらなんとかビームの位置を測定することができるようになりました。

順調にデータ収集をしていて暇だったので,私も先ほどなんとかファイバートラッカーでデータ収集をしてみました。その結果が下の図です。
fiber tracker hitmap
直径1mmのファイバーを縦横それぞれ32本づつ並べた構造のトラッカーのヒットマップです。較正を全くしていなくて,各ファイバーからのゲインはおそらくバラバラなのですが,それでもビームの位置と大きさがなんとなくわかります。実験をやってる人間はこういうのが見えると本当に嬉しいもので,あー,実験って面白いなぁって心底感じる瞬間です。

テレスコープのほうでも,もちろん,興奮する結果が見えていますが,それについてはまた機会を改めて紹介しようかと思っています。ってか,Yくんからプロットを貰わないと,今この瞬間に私にはプロットを作ることができないのでした。。

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