ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ビームテスト近づく

修論や卒業研究と並行して,RCNPにて行うビームテストの準備も最終段階を迎えつつあります。15日から16日にかけてと,20,21,22日にかけての2回に分ける変則スケジュールで行い,ATLAS大阪グループが開発中の検出器だけでなく,SOIグループで開発中の検出器も同時に試験する予定です。

我々のDAQ担当はM1のYくんで,彼の仕事の進捗状況は前にも書いたことあるような気がしますが,我々の検出器単体では数kHz以上で安定動作するようになっています。さらにファクター程度は速くする余地があるのですが,ビームタイムが迫って来ているので今は速度向上ではなく,トリガーその他を含めたシステム全体の動作確認をやってもらっています。去年の11月のCERNでのビームテストでは,初めてのビームテストとしてデータ収集をとにかくやれたということは成功でしたが,データのクオリティ,収集レートともに今イチだったので,今回はある意味そのリベンジとなります。

その11月に取ったデータの解析は,これまたM1のYさんがやっていて,とりあえずアラインメントは大体終了しました。我々のシリコン検出器にはADCが付いていて電荷収集量を測定可能。それにより,ストリップ間隔よりも高い位置分解能を出せるはずなのですが,先に書いたようにビームテストをやっているときの検出器の調整不足で,電荷収集量の情報をあまり使えていない結果になっています。でも,アラインメントを含むデータ解析という意味では,スクラッチから1人でここまで辿り着いたので,Yさんの作業の進捗状況も順調と言えます。

今日は,上記の二人の学生と,助教のTくん,そして,他の研究機関の人々とテレビ会議でビームテストの打ち合わせをしました。我々以外の人たちが何をするのか今ひとつ掴めていなかったのですが,今日の打ち合わせでようやく他の人が何を予定しているのかわかりました。ホストとしては,RCNPのビームラインの人とのコミュニケーションおよび物品の準備がやはり重要です。直前になって何をやるのか,やりたいのかようやく見えてきたので,彼らのために,ビームラインの人に今さらながらの質問を送ることになりました。RCNPの人たちは非常に親切なのでその好意に甘えているところがあり,申し訳ない状況です。

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