ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

テレスコープ進捗

私たちのグループで力を入れて開発しているSVX4を使ったシリコンストリップ検出器(テレスコープ)に,ようやく完成の兆しが見えてきました。SVX4をコントロールするための信号とクロックとの相対位相の微調整が問題だと疑い,ながーーーいことデバッグ作業を進めてきましたが,存在するファームウェアをデバッグするという方向では問題解決は難しいと判断して,新しいファームウェアと呼んでもいいものを,KEKの教祖様の強力な協力をもとにYくんが開発していました。

昨日と今日はその教祖様に大学に来てもらい,Yくんと一緒に最後の詰めとも呼べるような作業をしてもらっています。大きな変更・修正作業は終了して,昨日の段階ですでにほぼ問題なくデータ収集ができるようになりました。この1ヶ月程度での開発の成果が大きく花開いたといえる状況で,あとやるべきことは,データ収集のレートを上げていき,タイミング関係の問題がどこで見えてくるか,あるいは,仕様上の上限にまで到達できるか,その辺を見極めるためのテストという段階です。

いやー,本当に素晴らしい進展です。Yくんの頑張りと教祖様の黒魔術力のコンビネーションの賜物です。頑固なYくんは教祖様の言うこともなかなか聞かなかったようですが,これで少しは何かを開発する際のコツを掴んでくれたのではないかと期待しています。また,ここまでテレスコープができてくれば,2月のRCNPでのビームテストでは,去年CERNでやったのよりも確実に良いデータが取れそうです。

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