ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

4年生卒業研究始動

CERNにいるときは高い更新頻度ですが,大学に戻るとどうも頻度が下がってしまいます。先々週と先週を比べるとその差が歴然です。どちらにいても1日あたりの仕事時間はそれほど変わらないのですが,仕事内容には大きな違いがあります。一言で言うと,CERNにいるときは研究中心というか自分中心の時間の使い方,大学にいると他の人に大きく依存した時間の使い方になっています。たとえば,CERNにいるときは,自分の作業とミーティングとの間に時間が15分あると思ったときには,実際15分時間があることがほとんどなので,そこでブログを書くことができます。ところが大学にいると,時間ができるはずだったときに学生と議論したり,なかなか捕まえることのできない専攻長を捕まえることができたので専攻運営に関する何らかの打ち合わせをしたり,というように,思っていたタイミングでブログを書くことができません。

ってなことは単なる言い訳ではあるのですが,研究と大学関連の作業では性質の違いはもちろんのこと,時間の使い方の制約が大きく違うことは間違いありません。というか,授業のあるなしはやっぱり大きいです。

長々と訳わからんことを書きましたが,今日書こうと思ったのは,研究室に所属する4年生の卒業研究が立ち上がり始めたということです。今年も去年に引き続きポジトロニウムをやるのですが,そのための準備が始まりました。去年はポジトロニウム崩壊で生成されたγ線を捕まえるためにNaIをK研究室からお借りしましたが,今年は,とある筋からCsI(Tl)をもらってきたので,それが良いかどうかわかりませんが,とにかくそれを使ってやってみようと思い4年生に準備を進めてもらっています。

まずはCsIに元々付いていたPINフォトと思われるフォトダイオードを剥がしてもらい,そこにPMTを付けようとしています。1本のCsIについて,フォトダイオードを剥がしてもらったところ,思ったよりも綺麗に剥がれたので,余計な作業なしにちょっとアルコールかなんかで拭いて,そこにPMTを接着すればよさそうでちょっと安心しています。もし剥がしたところがダメダメだったら,自分たちで研磨するのか,そもそもCsIを自分たちで切ったり磨いたりという話を聞かないから自分たちで研磨できるのか等々,不安一杯だったのですが,とりあえず最初の一本を見る限り,フォトダイオードを綺麗に剥がすことができたので一安心しています。

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