ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

4年生実験近況

約1ヶ月前に始めた4年生実験は,ようやく宇宙線中のミューオンを捉える段階に入りました。閾値やタイミングの調整をそれなりにやり,回路自体は大体組めたかなという状況です。これでデータを取ってみて,寿命曲線が見えれば万々歳というところなのですが,例年通り(?),偽のトリガー信号が今年も非常に多そうです。

シンチを3枚重ねて2枚目に止まるミューオンを捕まえるセットアップなので,トリガーレートは非常に低いはずなのですが,その予想よりも遥かに高いトリガーレートになってしまいます。3枚目のveto用のカウンターが重要なので色々と調整はしてみましたが,それでも,思ったほどレートが下がりません。ちゃんと測定していないので,次に測るべきなのですが,3枚目のカウンターの検出効率が相当低いのかもしれません。

もう一つ気にしているのが,宇宙線中のミューオン以外の寄与です。特に電磁成分があるのを少し疑っています。たぶん,3番目のカウンターの検出効率が一番の原因だとは思うのですが,こちらも少し気になっています。時間があれば,検出器の上に鉛でも置いてみて,レートが変わるかどうか見てみたいところです。

というのが4年生実験の近況です。毎年,8月末の院試に備えて8月はあまり実験をやらないので,そろそろ結果の欲しいところです。

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