ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

夢ナビライブ2回目

土曜日は,夢ナビライブという大学説明会(?)に参加するために,大阪港にあるインテック大阪という国際展示場(?)に行ってきました。昨年は都合がつきませんでしたが,一昨年に続く2回目の参加で,30分間アウトリーチ的な講演をするというものです。

その講演ですが,非常に時間に正確に運営されていて,私はミスが2つ重なり,最後は時間が少し足りなくなってしまいました。まず一つ目のミスは,時間は30分なのですが,その冒頭30秒間くらいは実質私の喋りの時間ではなかったことを忘れていたことです。私の紹介は講演の前にされているのですが,講演開始となってから,進行役の人が私を呼び入場という段取りなので,その時間も講演時間に含めなければならなかったのに,それを忘れてちょっとのんびりと始めてしまいました。

次のミスは,私はKeynoteを使って講演をするのですが,講演者用ディスプレイの時計が進み始めるのは1ページ目から2ページ目へ進む操作をしたときで,今回は,1ページ目すなわち表紙のところで挨拶をしたり少し話をしたので,時計が進み始めるのが講演開始後結局2分ちょっと経ってからでした。にもかかわらず,講演中はその時計を見ながら時間配分していたので,最初のミスと合わせると都合2分半くらい時間を間違えていました。

これら2つのミスが重なって,一番最後の部分はどう考えてもわからないであろう説明になってしまい,大いに反省しています。

にもかかわらず嬉しいのは,その後の質問コーナーに何人もの高校生が残ってくれて,結局1時間くらいは質問攻めにあいました。しかも,とんでもなく高いレベルの質問があったり,とんでもなく賢い高校生がいて,こちらとしては嬉しくなってしまうような質疑応答でした。特に一番の驚きは,ゲージ対称性を説明してくれというリクエストがあり,しかもそのリクエストをした高校生は私の説明を理解してしまったことです。ゲージ変換が相互作用を決めてくれて,その変換の仕方によって相互作用の種類の違いが生まれることまで結局理解してしまいました。その子以外にも将来の楽しみな高校生ばかりで,ホント良い経験をさせてもらえました。

それから,こういう企画で感じるのは,素粒子物理学人気の高さです。悲しいかな私たち物理学科では,今年の4年生は素粒子理論あるいは原子核理論に配属される学生がゼロという異常事態が発生しました。特に素粒子理論というのはやっぱり物理学科の花形で,どこの大学でもとてつもなく優秀な学生が素粒子理論を目指し,研究室に入るための競争率も高いことが多いです。なのに今年はゼロだったので,教員一同,驚きと戸惑いを隠せなかったのですが,今回の企画では,素粒子物理の人気は他の分野に負けていないのではないかと確認することができました。というのも,私の講演を聞きにきてくれた高校生の数が他の講演に比べて少ないわけではないし,その後の質問コーナーに来てくれる高校生の数は他に比べて圧倒的に多かったです。閑古鳥が鳴いている質問コーナーが多い中で,私のところは非常に盛況で,素粒子物理まだまだ大丈夫かな,とちょっとだけ安心しました。

大学 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<4年生実験始動 | HOME | 大阪グループ近況>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |