ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

どれだけ繰り返すか

ちょっと久しぶりの更新となりました。

先週の木曜と金曜は,ATLASグループでHL-LHCに向けたシリコン検出器アップグレードを率いているリーダーたち数人が日本に来るということで,内々の議論をするためにKEKへ行きました。彼らにとっての注目事は,日本グループが金と人をどれだけ注ぎ込んでいくつもりなのかということで,それを明確に知りたい,話を聞きたいというのが日本を訪れた目的でした。私個人としては,そんなことのためにわざわざ足を運んでもらう必要がないくらいお互いの風通しをよくしておけばいいのに,という考えなのですが,日本グループとしては色々と違った考えもあって,まあ,今回のような催しがありました。

そんな出張に加えて,大学の種々の雑務に追われている日々なのですが,水曜日は大学で学生相手に色々と物を教える行事が毎週重なっています。というか,週例なので一回重なったら毎週重なるのですが。

午前中は,Iくんのために物理のレクチャー。参加者はIくんの他に最大2人いるのですが,それでも3人なので,マンツーマン的な講義というか,家庭教師的なレクチャーをやっています。そして,午後はまず大学院生相手の授業。そしてその後,研究室の4年生と一緒に実験。というか,実験技術の説明と実技指導。というのがここ数週ずっと続いている水曜のスケジュールとなっています。

こうやって教える行事ばかりなのですが,一つ気になるのは,物を教える時にどれだけ繰り返せばいいのかということです。マンツーマン的な教え方の場合は,相手がどれだけ理解しているかを確認しながら進めるのであまり問題ないのですが,相手が複数の場合は,どれだけ繰り返せばいいんだろうといつも迷います。私自身アホなので,何度も同じことを説明してもらわないと自分の知識として消化できません。質問すると,あー,そういえば前も同じ答えをしてもらったとか,あー,そうだったと思うことがしょっちゅうです。なので,何度も繰り返さないと身に付かないということは実感としてわかっているので,何度も同じことを教えること自体は構わないのですが,逆に,すでにわかっちゃてる人にとってはクドイわけで,そこら辺をどうバランスとればいいのか悩みます。

先に書いたように,水曜は,色々なパターンで教える事柄が続くので,そういうことが気になるのだと思いますが,複数相手に説明するときは避けて通れない難題です。一般講演とかで,どれくらいの客層を想定して話せばいいのか悩むのと本質的には一緒で,いや,難しいです。

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