ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

保育施設

今頃になって書きますが,STAP細胞というものを作った女性研究者に対するマスコミ報道が過熱してるとか。STAP細胞というのが何なのか全く知りませんが,凄い研究をしたからマスコミ報道が過熱してるのならいいですが,その研究をしたのが女性だからという理由で過熱してるとしたら,なんだかなぁという気分です。

私を知ってる人ならわかると思いますが,私は女性の地位や権利向上を訴えるような人間ではありません。そもそも女性うんぬんを抜かして,地位や権利というものを議論するのが好きではないし,ハッキリ言うと興味もありません。でも,研究や仕事の機会は誰にでも平等にあるべきだし,女性が少ない分野こそ女性が活躍できるチャンスがあったり,女性の活躍があればより活性化できる分野もあると思うのです。物理,なかでも素粒子物理なんてそういう分野の典型なので,昔から女性に素粒子物理の宣伝をしなければならないと言い続けています。

という背景があって吠えたいのですが,日本は本当に子育てする世代に厳しい社会です。選挙になるたびに,福祉だ福祉だと言いますが,その福祉の向かう先は年寄りばかりで,少しは子供,というか子供を育てる環境に向けて欲しいもんです。働きたい女性,働けばデキル女性の多くが専業主婦になってるのは勿体なさすぎます。でも,現実はやっぱり育児が大きな壁になっています。少し前に書きましたが,子供を預けられる保育施設って本当に不足してます。解決したと前には書きましたが,また同じ問題が勃発して,それでこんなことを書いています。

それに,保育施設という社会的なインフラだけでなく,世間は子供を育ててる人に対して極めて厳しくないですか。電車にベビーカーを載せるのが迷惑だという議論がありますよね。確かに迷惑なときもあります。見るからにアホな主婦が連れ立って遊びに出かけてるのか,子供のことをほったらかしでデカイ声でバカ笑いしてたり,子供が騒いでいても一切注意しない若い親に遭遇すると,ベビーカーは迷惑だという気持ちが芽生えなくもありません。でも,これって明らかにバイアスだと思うのです。人に迷惑をかけることを気にしないそういうバカ親は平気でどこにでも行くけれど,そうでない多くの親は外出を控えたり,ベビーカーを使うことを極力避けたりしてると思うのです。実際,ベビーカーで電車に乗ってるお母さんが肩身が狭そうにしてるのだってよく見かけます。それなのに,少数の(そうでもないのか?)バカ親の振る舞いを見てベビーカーが迷惑だというのは,そうでない周囲に気を遣ってる親が可哀相すぎます。

電車の中で迷惑という話をするなら,ベビーカーなんかよりも,スーツケースでもない普通のバッグを床に置いてる若者やサラリーマン,偉そうにふんぞり返って足を組んでる老若男女のほうがよっぽど迷惑です。下手するとベビーカーの面積よりも無駄に面積を使ってるヤツがたくさんいます。まずはそいつらに文句を言えと思うんですよね。私なんて実際に言っちゃうからよくトラブルになったりしますが。ははは。

話が脱線しまくってますが,とにかく,ベビーカーに文句を言うくせに上記のような人々に文句を言わないのは完全に弱いものいじめです。子供を育てることを強烈に否定というか,水を差すというか,まあとにかく子供を育てるなと言ってるに等しいと感じてしまうのです。いや,ベビーカーの例はあまり良くないのかもしれないですよ,熱い議論のネタになってるくらいですから,色々な意見があると思います。でも言いたいのは,日本は社会精度だけでなく個々人が子供を育ててる人に対して極めて不親切だなということです。日本の航空会社の飛行機に乗って,周囲に泣いてる乳幼児がいると乗務員が迷惑をかけてすみませんと謝ることがあります。けど,私的にはそんなことはどうでもいいから,後ろの客が私のイスを触ったり蹴ったりすることをまずは止めて欲しかったりします。これって,子供の泣き声に対する寛容度の低さじゃないかと思うんですよね。

ちなみに,私が大学生だった頃に親友のTくんによく言ってたのですが,バカ=人の迷惑かけることを気にしない人と定義して,バカ増大の法則を主張していました。先の例でもあるように,子育てをしずらいと感じるのは施設だけではなく,社会からの風当たりも大きいです。人に迷惑をかけることを気にして子供を持ちたくないと思う人もきっといるはずです。一方,人に迷惑をかけることを気にしない人は子供を持つことに対する閾値が下がります。よって,こういうことが何世代か続くと人に迷惑をかけることを気にしない人だらけになっていきます。プラス,もう1つの効果と合わせて(この内容はブログでは書けません)人類(?)はバカだらけになっていきます。というのが,私が主張したバカ増大の法則で,Tくんというのは私なんかよりも遥かに優秀な男だったのですが,この法則を言った時の彼の感激っぷり(?)は今でも忘れられません。

結局また脱線して何を言いたいのか忘れかけていますが,そうです,働きたい人が夫婦揃っていつでも働けるくらい保育所を増やせというのが一番言いたかったことです。働けるのに,働きたいのに保育所がないがために働けない人がたくさんいて,そういう人の代わりにやる気のない人が働く社会は勿体ないし,不公平を感じます。

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