ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

トーク終了

それほど気合いの入った準備はできませんでしたが,つつがなく自分のトークを終えることができました。Reviewというわけではなく,若いポスドクあるいは学生がするようなトークだったので準備がそもそも楽だったというのもありますし,発表内容が自分が一番興味を持っているH→bbとH→ττだったのでこれまた発表しやすかったです。

しかし,自分のダメダメトークを棚に上げて言いますが,Review talkをした人も含めて自分が出ていたヒッグス関連のセッションでは,ダメダメトークが割と多かったのは残念でした。質問されてもほとんど何も答えてない発表者が結構いて,かなりガクッときました。もしかすると,自分がやってる研究内容とは違う発表内容なのかもしれません。

ATLASではconferenceでトークする人間が年間1000人オーダーでいます。ですから,どのconferenceで,どのトークを誰にさせるのかを決めるのも一大プロジェクトです。実際には誰かにトークを依頼しても都合が悪くて断られることも結構ありますから(私自身もすでに3回くらい断り続けてきました),1000人の発表者のために3000人くらいは候補を用意しておかなければなりません。ATLASではその仕事を2つの階層に分けてやっていて,私はその階層の楽な方の仕事をしていたことがありました。それはまだ大したことはないのですが,大変なほうの階層では日々数時間毎日仕事をしなければならないそうで,その担当者になるとconferenceの発表者選びが仕事の大部分となってしまうほどだそうです。

そういう大変な背景があるために,conferenceでの発表者がその発表内容のエキスパートではないなんていうことが,大きな実験グループではそれなりにあります。発表者がいい大人の場合,背景知識もありますし,なんというかやはり懐が深く広いので,自分の専門以外の発表内容でもそれなりの発表をすることができるのですが,若い人の場合,自分がやってること以外を発表するとなると結構辛いことになることがあります。もしかすると,今回キレのないトークをした人はそういうことだったのかもしれません。

人のことはさておき,自分のトークを無事終えたのでそれなりにホッとしています。

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