ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

今年こそポジトロニウムか

4年生の卒業研究のテーマの候補にここ数年毎年あがっていますが,陽電子線源購入に時間がかかること(と線源の値段も少し)がネックになって,ポジトロニウムの実験はいまだにやっていませんでした。が,今年こそはやりそうな雰囲気になっています。

院試終了後の4年生の立ち上がりが早かったおかげで,ラジオアイソトープ協会にはすでに見積もりを依頼済み。規制の下限数量よりも購入予定の線源の強度が弱いことも確認し,明日にもで発注できそうな状況になりました。仮に2ヶ月後に納品されるとすれば,それまでの準備期間にしっかり準備を進めておけば,少なくとも大気中での寿命測定くらいはできそうな気がしてきています。

ただ不安は,私たちの研究グループ,というか阪大の素粒子実験グループでは,ポジトロニウム実験のノウハウが皆無なことです。色々な大学で学部学生の実験テーマとしてやってますし,教育ではなく真の研究テーマとしてポジトロニウムを使っているとこがそれなりにありますが,なぜか,私の知る限り私の周りではポジトロニウムをやってるところがありません。軽くでもやったことがあるのとないのとでは経験値が段違いなので,机上の空論しか展開してない私自身に多少(かなり?)不安があります。逆にやったことがないからこそ,モチベーションが高いといういのはありますが。

そんなわけで,今日は4年生と打ち合わせをして,これから何をやっていくか,準備していくかを相談しました。私は年末まで出張がちなので,私がいない間に彼らが自主的にどんどん準備を進めていってくれるかどうかが,実験成功の鍵を握りそうです。

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