ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

反水素のセミナー

今日は,トライアンフのFさんを招き反水素生成実験ALPHAについてのセミナーをやってもらいました。研究室ミーティングでの文献紹介でも何度か話題になったことがあり,関係者から話を聞きたいものだと思っていたところ,先週東北大学へ行ったときにばったりとFさんに会い,たまたま日本にいるということで,トントン拍子でセミナーをやってもらうことになりました。

Fさんは長いこと現場で実験を主導してきている優秀な人で,かつ,トークも上手いので,セミナーは(少なくともスタッフには)盛況でした。もう少し学生からも質問があるとよかったのですが,大勢の前で質問するのはやはり腰が引けるんでしょうね。研究室単位のミーティングくらいでしょっちゅう質問する癖をつけてないと,人が多く集まった場所では余計に質問できなくなってしまいます。

内容について印象に残っているのは,素粒子物理の目的は普通はラグランジアンを決めることだけど,そのラグランジアンは場の理論の枠内で組み立てられているので,もっと引いて,場の理論そのものが正しいのか,場の理論が立脚しているCPTが正しいのかを検証したい,というコメントです。私も常々,素粒子物理の究極の目的はラグランジアンを決めることだと公言していますが,確かにそう言われるとその方がより大きな枠組みでモノを見る,考えることになりますね。

他にも実験屋として共鳴できる部分が多く,もっと話をしたかったのですが,彼の都合で酒を飲みに行けなかったのは残念でした。またの機会に期待です。

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