ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

旧友

昨日オフィスで仕事をしていたら,昔の研究仲間が突然訪ねてきて驚きました。私はATLAS実験をやる前は,Tevatron実験というのをやってまして,さらにその前はポスドクとしてBelle実験というのをやっていました。そのBelle実験をやっていた頃の研究仲間ですから,本当に古い友人です。その友人は韓国人で,今は韓国で研究者として頑張っているのですが,昨日は隣りの研究室のKさんに用事があってやって来たのだそうです。そしたらオフィスのネームプレートを見て私がいるのを知って,それで立ち寄ったというんですね。いやー,こういうのって嬉しいものですね。

話は飛びますが,SVX4という信号読み出し用ASICで実はまだ苦戦していまして,1つのチップの読み出しは大丈夫なのに複数を同時に読み出そうとすると理解不能な問題が発生して困っています。対処療法的にその問題を回避することはできるのですが,その問題の発生原因を特定できないがために,研究を先に進めることができていません。

このチップは,約10年ほど前にFermilabとLBLのエンジニアチームが共同開発したもので,そのテストをFermilab時代の私もやっていた,というのは何回か書いたことがあります。そこで,もう10年以上も会っていない,開発チームの主要人物だったエンジニアに先週メールを送ってみたんですね。そしたら,すぐに返事が返ってきて,古い話だからもうあまり覚えてないけど,と言いつつ,思いつくことを色々とアドバイスしてくれました。10年以上も会ってないし長く仕事をしたわけでもないので,私のことを覚えていてくれるか,そこから不安だったのですが,ちゃんと覚えていてくれて,かつ,チップのことについても色々アドバイスをしてくれて,ちょっと感激しました。

同じ釜の飯という表現がありますが,一緒に仕事,あるいは勉強をした仲間というのはなんとも表現のしがたい心地良さがあるものですね。

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