ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ホットピンセット

私たちATLAS大阪グループでやっている研究では,特に,修士課程の学生さんの研究では電子回路を取り扱っているので,はんだづけをする機会が多々あります。この3月に卒業したHくんや,今M2のIくんはその代表格で,表面実装と呼ばれる小さな部品をはんだづけしなければなりませんでした。

私自身は全然得意ではないので偉そうに言うなという話なのですが,はんだづけというのはなかなかに奥の深いものです。フェルミラボ時代にはテクニシャンの人達の腕前に驚き,最近はKEKのIさんという人の神業に驚き,というように,凄い人は本当に凄いのです。上記のHくんやIくんはIさんに指導をしていただき,特にHくんは大きく腕を上げていました。

一方,そういう訓練を受けていない私は全くの素人で,表面実装の小さなパーツの取り付けにはおもいっきり尻込みします。しかし,です。今日はじめてホットピンセットというものを使い,認識が少し変わりました。ホットピンセットというのは,その名のとおりハンダのこて先がピンセット状になってるものだと思ってください。はんだごてを2本使わずとも,ピンセットでつまむだけで表面実装用の米粒よりも小さな部品の取り付け,取り外しができるのです。

いやー,これは素晴らしいです。これがあれば私でもすぐに仮止めできるので,あとは落ち着いて普通のはんだごてで作業を進められます。その辺に転がっていた不要の基板を相手に試しに使ってみたのですが,あまりに上手くいくので驚きました。というより楽しくて,やる必要もないのに,抵抗やらコンデンサを取り外したり,新たに付けたり,とおもいっきり遊んでしまいました。これからは今までほど尻込みせずに,表面実装と格闘できそうです。

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