ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

歩く速度

ずっと昔から疑問に思っていたことがあります。「今の若いもんは...」っていうフレーズはいったいいつから使われていたんでしょうか。いえ,正確には,そういう感情を人類はいつから持っていたのでしょうか。

今日は会議漬けの一日で,午後だけで4つミーティングがありました。午前中は,その一つの会議のための準備に追われていたので,ほぼ一日中会議のために私の時間を使ったという感覚です。それらの会議のうち一つは,ATLAS実験のほぼ同年代の人間ばかりが10人前後集まり議論するというものでした。

いや,その会議と直接繋がるわけではないのですが,そういう連中と雑談をするとほとんど全員から「今の若いもんは...」というコメントが出てくるんですね。普段感じてはいてもそういう発言を自分より若い人にするのってタブーじゃないですか。おっと,それをブログで書いたら同じことかもしれませんが,それにはまあ目をつぶるとして,とにかく,思ってはいても口にはしないことがたくさんあります。その普段口にしない感情が,同年代の人間で雑談,あるいは酒でも飲もうものなら,その場の全員から吹き出してくるんですね。あまりに自分が普段感じてることと同じことを他の人が言っていて笑ってしまうくらいです。

これって,間違いなく大昔から言われてきたことだと思うのですが,いったいいつからこういう議論を人類はしてたのかな,というのが常日頃からの疑問なのです。一言で言うと,ジェネレーションギャップなわけですが,それって周りの環境の変化に依るところが大きいと思うのです。その環境の変化というのは現代になればなるほど急だと,これまた勝手に思うのです。石器時代の10年間に今の10年間と同じスケールで価値観が変わっていたとは考えづらいです。だとしたら,「今の若いもんは...」という感情は,価値観の変化がそれなりに短期間で起きるようになってこないと芽生えないのかなぁ,なんて勝手に想像して,だとしたら,そういう感情が生まれたのはいつなのかなぁ,という冒頭の疑問に辿り着きます。

いや,全くの私の妄想なので,実は,石器時代の人々も価値観の変化に対して「今の若いもんは」と言ってたんですかね。興味津々です。

ちなみに,このての話題で一番面白かったのは,こんなことは他の人思ってないだろうなと思いつつ日常から気になっていたことをATLASグループのYさんも思っていたことです。たいしたことではないので言っちゃうと,二人とも自分たちよりも若い人の歩く速度の遅さを凄く気にしていました。いや,そんなこと感じてるの自分だけだろうと思っていたので,そのコメントをYさんから聞いたときは大爆笑しました。もちろん歩くのが速い学生もいますが,平均すると学生さんって移動速度が物凄くゆっくりです。大学生より高校生,高校生より中学生,中学生より小学生のほうが移動速度が遅いのと同様に(?),教員より大学(院)生の歩くのはかなり遅い気がします。もちろん,適当な感想なので全くのデタラメかもしれませんが,それを同年代の人間が感じているということが非常に面白かったです。あ,この話をしたらYさんだけではなく多くの同年代の人が同じことを感じていました。やはり不思議です。

ついでに付け加えると,こういう話をする人達は私以外はみんな偉いので,教員のほうが学生さんの価値観に合わせて意識を変えていかないとならないということを言ってました。ホント,私の周りの人達はみんな偉いです。

もう一つ付け加えると,私たちの研究室のYさんはどういう感じ方をしているか,というのは興味深いです。下手すると学生よりも精神年齢が若いので,どう感じているのか謎であり,これまた興味津々です。

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