ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ピクセル検出器の移動

ATLAS検出器の最内層,陽子陽子衝突地点に最も近い場所に設置されているのがシリコンピクセル検出器です。この2年間のシャットダウンの間に,そのさらに内側に新たにシリコンピクセル検出器(IBLと呼びます)を設置する予定です。

どうやってIBLを設置するかについては長い議論があり,地下の実験ホールで作業するのは検出器にダメージを与える可能性があるし能率的ではないということで,ピクセル検出器全体を一旦地上に出してIBLをその内側に取り付け,その作業終了後にまた地下の実験ホールに戻すということに決定していました。

その作業がしばらく行われていましたが,ようやく,ピクセル検出器が地上に運び出されました。このブログとしては珍しく,今回はその様子の写真集です。

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8枚写真を並べましたが,順番に説明すると
1) ATLAS検出器の様子です。一番内側がピクセル検出器。
2) ピクセル検出器に繋がっているケーブルや冷却管などを取り外したところ。この作業だけでも数週間かかっています。
3) ピクセル検出器を引っ張り出しているところ。
4) 引っ張り出したピクセル検出器が輸送用のフレームに入れられています。
5) 地下実験室から地上へと続く深さ約100mの縦穴から,ピクセル検出器をクレーンで地上に持ち上げている。
6) ピクセル検出器の作業をする別の建物に移動中。
7) 移動が終わったところ。
8) 輸送用ケースから取り出され,所定の場所に置かれたピクセル検出器。

このピクセル検出器のさらに内側に,これからいよいよIBLが装着されます。って,まだIBLは完成していませんし,ピクセル検出器のサービス部分も交換するので,まずは,サービス部分の取り外しがこれから行われます。

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