ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

D論の審査

今日の午後はきわめて大学教員らしい過ごし方でした。

まず,昨日書いたように,奮闘を続けているM2のHくんと4年生たちとかなり長い時間一緒に作業をしました。でもって,これこそ大学ならではのことですが,博士課程の学生のD論の予備審査会に出席しました。

私たち理学研究科(というか物理学専攻?)では,博士課程の学生のD論の公聴会の前に,その論文の主査と副査だけが参加する予備審査があります。最低5人の委員からD論の審査員が構成されるので,通常5人委員会と呼ばれています。公聴会を開くにはこの5人委員会をクリアしなければならず,実質上はD論審査に近いものです。

その5人委員会ですが,今日参加したのは素粒子理論の学生の委員会でした。前にも素粒子理論の学生のD論の審査員になったことはありますが,でもやはり,分野が違うと内容を理解するのは難しいです。私に副査の依頼が来るということは現象論の話なので,それなりに理解はできるのですが,肝心の計算のところは私には到底フォローしきれません。というか,素粒子理論でも一括りにはできないので,研究内容に近いことをやっている人でなければ厳しいツッコミはなかなか入れることができません。

今回の学生の研究テーマは Universal Extra Dimension の現象論でしたので,審査員に当然のごとくH教授が入っていました。そのH教授が繰り出すパンチがなかなか強烈で,学生さんはかなりのダメージを受けていましたが(いや,外から見てると大変そうだったのですが,本人がそう感じているかどうかは私にはわかりません),幾つかの課題をクリアすればなんとか次のステップに進めることになりました。

発表と質疑応答,プラス,審査員だけによる議論すべてを合わせて1時間半から2時間の予定でしたが,今回のは3時間以上かかりました。その発表時間というか質疑応答時間の長さに,自分がWilson Fellowの面接を受けにいったときのことを思い出しました。Oさん,お疲れさまでした。頑張って課題をクリアしてください。

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