ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

雪の被害とか

関東地方では雪が降ったみたいですね。ウェブ上の新聞記事には,雪の被害で2人死亡1569人けが,とあります。こういう記事を見ると私だけでなく多くの人が思うのではないかと思うのですが,「雪の被害」ってなんなんでしょうか?

たとえば,雪が降ってる中暇人がその辺を徘徊していてその徘徊中に転んでケガすることを,雪の被害とは呼ぶのは変な気がします。私も子供の頃は雪が降ると嬉しくて,あえてツルツルの路面で自転車に乗って遊んだことがあります。そこで転んでケガしたとしても,それを雪の被害と呼ぶのは変です。逆に,雪下ろしをしないと家が潰れてしまいそうな状況なので雪下ろしをしていた。その途中滑って屋根から落ちるのは雪の被害な気がします。つまり,雪が原因で滑ったことによるケガなどの全てを雪の「被害」と呼ぶのは変だなぁと思うわけです。

さらに,上記の例では2人死亡,1569人がケガとありますが,それは雪が降っていない日に比べてどれくらい有意に多いのかが気になります。雪のせいで滑って転びケガをする人は間違いなくいると思いますが,雪が降っていなくても毎日滑って転んでケガをしている人はたくさんいるはずです。その数字も見せてくれないと,どれくらい多くの人が本当に雪が原因で負傷しているのか判断しかねます。いやだって,1日間か2日間かしりませんが,調べた範囲が関東甲信越地方だそうですから,雪じゃない日にも相当の人が転んでケガしてるんじゃないでしょうか。

ってなことを,職業病の私は考えてしまいますし,研究室のメンバーはみな考えてしまうようで,今日の昼飯どきにこの話題になりました。間違いなくみんな病気です。

それはさておき,北海道には冬靴というものが存在するのをご存知でしょうか。東北や北陸などの他の雪の多い地方にもあるのかもしれません。スタッドレスタイヤではありませんが,靴底が雪上あるいは凍結した路面で滑らないようになっているものがあるのです。私も履いたことあるのですが,普通の靴との違いは驚くほどです。長靴なんかだとその違いはさらに顕著です。しかも,スパイク仕様もあるのです。靴底に野球のスパイクの歯のようなものがあって,それを立てたり寝かせたりすることができるようになっているのです。凍結した路面ではその歯を立てて,そうではない普通の道路を歩く時には歯を引っ込められるというギミックがあるのです。

さらに私を驚かせたのは,お年寄りの使っていた杖です。杖の先って普通はゴムかなんかですよね。北海道でお年寄りが使っていた杖も当然先はゴムなのですが,そこにはやはりアイスピックのようなスパイクがあるのです。これまた先の長靴同様,そのスパイクを立てたりひっこめたりできるようになっているのです。いや私本当に感心しました。

経験のない人だとわからないかもしれませんが,つるつるに凍結した路面はまさにアイススケート場と一緒で,本当に歩くのに難儀します。昔,北海道でスキー場に行くためにスキー用のキャスターバッグを引っ張って歩いていたときの話です。非常に緩い上り坂で,普段なら坂だと意識しない程度の本当に緩い坂なのに,キャスターバッグを持ってるとその坂を上れないのです。周りの人はずんずん歩いていくのですが,私はマンガで描かれるように足は回転するのですが一向に前に進めず,物凄ーく恥ずかしい状態に陥りました。試しにキャスターバッグを持たずに歩いてみても,上るには上れるのですがやはり相当滑って周りの人のようにスイスイとは歩けません。で,後から聞いたのは,地元の人は冬靴なるものがあって,それで滑らないということだったのです。

恐るべし,冬靴(冬杖?)です。

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