ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

爆笑の選挙公約

選挙ですね。昔はあまり興味ありませんでしたが,最近は年をとったのか流石に興味があります。いえ,選挙がなくても,政策には常に興味があります。と書いててなんですが,若いうちから興味を持ってきちんと考えて投票するべきだったと,ちょっとだけ反省してます。

それにしても,選挙公約だかマニフェストだかしりませんが,各政党の宣伝文句には爆笑ものの政党が結構ありますね。投票者に媚びることしか書いてなくて,それだったら一層のこと,税金ゼロ,原発と言わずあらゆる発電所を廃止して電気は輸入,子供のいる家庭には月々100万円,無職の人にも月々100万円支給。誰も働かずともあらゆる人が暮らしていける社会。これくらい言ってもいいのではないかと思ってしまいます。財源のことなんて全く触れずにやりたいことを書けるのって凄いです。私たちの世界なら実験をやるのに,その成果や面白さだけではなく当然コストを見積もり,そのコストパフォーマンスから実験計画を推進するのかしないのかが決まります。一般企業でも,コストの見積もりのない企画なんてありえませんよね。でも,国の政策に関してはコストなんて無視してやりたいことだけやれるのですね。

あと,減税,原発廃止,バラマキの3点には相関関係があったりするのも面白いです。まあ,減税とバラマキは同じことを言い換えてるに過ぎませんが,原発廃止との相関というのは興味深いです。ついでに言うと,原発廃止なんて声高らかに言わなくても,将来的にはきっと原発減っていくと思うのです。だって,事故が起こる前から危険だということは誰の目にも明らかで,なんで原発があるのかというと,コストの観点から現状それが企業をはじめ多くの人にとってオイシいと信じられているからです。コストというのは,稼働させるための費用だけじゃなく,今までの設備投資や人件費等々も全て含めたコストです。たとえばもし,太陽光発電でもいいですし,地熱発電でもいいですし,そういう発電であらゆる電力を賄えてしかもコストが安いなら議論の余地なくそっちへ移行します。ただ,現在はまだそうなっていないわけですね。逆に言うと,将来的にはそういう発電によるコストが原発に比べて安くなる日が遅かれ早かれ来るわけで,問題はそれがいつぐらいになるかということです。私自身はそういう技術開発に関して全く知識がないので予想もできませんが,2030年代には原発を廃止とか言われると,黙っていてもその前には原発は旧技術になってないだろうな,とツッコミを入れたくなります。

話は冒頭に戻りますが,選挙に多くの人が行かない,あるいはちゃんと考えて投票しない,こういうことが繰り返されているから結果として政治家がどんどん劣化してるわけですよね。隣りの部屋のTくんが言ってたように,おもいっきり社会を変えるには結局のところ武力しかないのかもしれませんが,少なくとも今の日本で政治家がバラマキ一方で真面目に政策を考えないのは,そういう政治家を好む国民が多数を占めているからだと思うのです。もちろん,今回の選挙一回,あるいは数年かけたくらいでは,今と同様ダメダメ政党が多いのかもしれませんが,長い年月をかければ変えることができるのではないかと思ったりもします。ただし,今のままでは絶対に無理で,やっぱり教育が鍵を握っていると思うのです。社会の授業で議席数だか何歳から立候補できるかとかそういうくだらないことばかり教えてないで(あ,いや,それもちょっとは大切かもしれませんが),小学生くらいのときから,自分だったらどの政党に投票するか,なぜそういう投票をするのか,そういうことを議論して自分で考えさせる,もっと言うと少なくとも選挙の大切さを叩き込まないと政治は良くならないと思うんですよね。

自分を振り返ってみるに,20歳になって投票できても,それまでに,各政党ごとにどういう政策を持っているのか,国家財政がどのように決まり,どのように使われているのか,まあ一言で言うと国家がどのように実際のところ運営されているのか,そういうことを学ぶ機会はなかったように思います。それで,誰かに投票しろと言われても,ほぼランダム,あるいは芸能人に投票するくらいしか思いつきません。と,書いてて思いましたが,実は学校でもちゃんと教えていたのですかね。偉そうに書いてきましたが,よく考えると,社会で何を学んだのか全く覚えていないので,もしかしたら教えていたのに私がちゃんと話を聞いて理解してなかっただけの可能性もあります。うーむ,どうなんだろう。でも少なくとも,選挙をシミュレートして自分で考えるなんていう授業はなかったと思うのですが。

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2012-12-05 Wed 23:40 | | [ 編集]

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