ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

役人の言うポンチ絵

ポンチ絵っていったら普通は概念図みたいなもの,つまり,詳細は必要なくて重要な原理や仕組みを説明するための簡略図のことだと私は思っていたし,普段生活していて,というか仕事をしていると,周りの人もその意味でポンチ絵という言葉を使っていますが,役人は違う意味でポンチ絵という言葉を使うものなのでしょうか。

政府や省庁が何らかのガイドラインとか,指針とかいってよく資料を配布しますよね。Exclusiveにパワーポイントで作成したと思われる非常にセンスの悪いごちゃごちゃとしたスライドで,昔,私は,その役割が今ひとつ理解できないでいました。発表に使うスライドだとしたらゴチャゴチャし過ぎていて,聴衆はそんなスライドの中身を見て理解できるわけないし,どうせ配布する資料ならば言葉でもっときちんと説明すればいいし,いったい何のための見た目の悪い資料なんだろうと思っていました。

ところが,どうも,そのごちゃごちゃしたスライド風な絵(?)のことを役人はポンチ絵と呼ぶのですね。確かに物凄い複雑な処理を瞬時にこなせる人にとっては,ごちゃごちゃしていても概念図であってポンチ絵なのかもしれません。でも私にとっては,単に見る気の失せる資料なんですよね。あ,いや,自分が見る気が失せるだけなら見なければいいので問題はないのですが,今度はどうもそのポンチ絵なるものを自分で作らなければならなくなって,それで困っています。

昔,何かの委員会で学術会議に提出するポンチ絵を一枚作るということになったときに,私がそんな見た目の悪いごちゃごちゃしたものなんか誰も見ないだろうという発言をしたら,委員長の人から,役人に提出するいわゆるポンチ絵というのは誰も見ないようなごちゃごちゃしたもののことなんだ,という説明を受けて,へーそういうものなのかと思ったことがありました。そしてまた最近もポンチ絵を提出するということになると,近所の研究室の教授から,ポンチ絵というものがどういうものであるのか説明してもらったところ,やはり先の説明と同じなのです。

ってか,そもそもポンチ絵のポンチって何なんでしょうか。あ,いや,グーグル先生に聞けばわかることなんでしょうけど,意味不明な言葉です。

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