ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

算数の問題を見て

昨日家に帰ると,小学2年の息子の算数の答案用紙が落ちていました。普段は気にも留めないのですが,昨日はふとその答案用紙を眺めました。勉強嫌いの息子はそれほど成績は良くありませんし,点数もまあいつも通りな感じです。で,何を間違えたのかと見てみると「りんごが2個ずつのった皿が4枚あります。りんごは全部で何個でしょう?」というような問題です。デキの悪い息子でもさすがに答えが8個(ちゃんと「個」は書かれています)だというのはわかるのですが,式がどうやら間違っています。

「2x4=8」で間違いになってます。。。

「2個/皿 × 4皿 = 8個」と書かなければならないのだそうです。うーむ...確かに問題文の中には「皿」「個」という言葉が入っているので数え方を知らなかったとしてもできるはずなのですが,何か釈然としません。私たちの世代は,そんな教え方されませんでしたし,物理屋の病気を発病させてよいなら,「皿」も「個」も無次元じゃん。と思ってしまうのですよね。問題の中には,「1mの8倍は?」という問題もありました。それなら「1[m] × 8 = 8[m]」が正解だとは思うのですが,無次元量と無次元量の掛け算に数え方まで書かないとならないとは知りませんでした。あ,ちなみに,「倍」は書かなくていいみたいです。りんごのロジックに従うと「1m/倍 × 8倍 = 8m」と書かなければならないと思うのですが,「1m × 8 = 8m」で正解になっていました。この辺も謎です。算数なのですが,もはや論理の世界ではなく,例外処理を記憶するのが目的となっているようです。

「皿」や「個」ならまだいいですが,笑ってしまったのは,おはじき5個を一括りとしてそれが3括りある場合の問題です。みなさんなら何と書きますか?正解は「5個/1つ × 3つ = 15個」でした。もちろん,問題には絵が描いてあって,その絵に「つ」とか「個」とか書いてはあるのですが,私みたいに何も考えてない人間だったら「5つ/一塊 × 3塊 = 15」とか書いてしまいそうです。って,あれ,一つ,二つ,,,と数えていって,10を超えたら何と数えればよいのでしたっけ??

モノの数え方を教えるのが国語ではなく算数に含まれるのであればそれはそれでよいのですが,うちの息子みたいにデキの悪い子供は,掛け算を習っていると思ってるのにその途中に物の数え方が紛れ込んでいるので混乱しちゃうんですよね。しかも例外処理の連続。なるほど,こうやって勉強嫌いの子供を増やしていくのか,ということがよくわかります。学校の先生も大変ですよね,きっと。自分で勝手にカリキュラムを作れなくて,文科省指定の教科書の内容にそって画一的な授業をしないとならないのですから。何も考えずに先生の言ってる例外処理の連続を黙々と記憶していける子供はいいですが,そうじゃない子供もたくさんいるわけで,それを一つの同じカリキュラムで教えるということ自体に無理があるんでしょうね。

日常 | コメント:2 | トラックバック:0 |
<<役人の言うポンチ絵 | HOME | 色々な人と話をする>>

この記事のコメント

何倍にする、って言う単純な掛け算の場合、単位を持つものを式の前に書きなさい、って教わりました。小学生の時ですね。
2012-12-01 Sat 15:00 | URL | なかの [ 編集]
> 何倍にする、って言う単純な掛け算の場合、単位を持つものを式の前に書きなさい、って教わりました。小学生の時ですね。

へー,そうなのですか。

その後の調査(?)でわかったのですが,今回の件に関しては,実は文科省,
あるいは教科書の指導ではないみたいです。息子の教科書を見てみると,
同様の問題のときの解答例があって,それには「個/皿」のような表記はなく,
私たちが思っていた通りの解答例でした。なので,担任の先生(あるいは学校?)の
独断でルールを決めてるみたいです。
2012-12-01 Sat 18:40 | URL | ExtraDimension [ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |