ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

対象が想定外

CERNから土曜日の晩に帰って来ました。今回の出張はかなりハードスケジュールでした。18日の講演会から深夜便での移動。そしてCERNに着いてからは割と高い密度でミーティングに参加。夜中はひたすら書類作り。ということで,非常に濃密な1週間でした。

そして今日は,ヒッグス探索に関する講演がありました。私たちの大学とグローニンゲン大学というところが大学間協定かなんかを結んでいて,わりと活発な学術交流があります。その交流(?)シンポジウムで話をしたのですが,準備が大失敗。というのも,どういう聴衆か全くわからなかったので,基本的には物理学専攻+物性寄りの工学関係者が聴衆ではないかと勝手に想像していました。なので,素粒子物理のわりと基礎から話を始め,あまり専門的な内容を詰め込まなかったのですが,講演会場に行ってみると日本人はほとんど素粒子か原子核関連のスタッフばかり。あちゃー,という感じでした。それでもまあ,ネタが旬だったのでたくさん質問をしてもらい,見た目それほど大失敗という講演にはならなかったのでよかったです。

しかし,聴衆がどんな人かは聞いておくべきでした。講演では当然気にするべきことなのですが,なぜか今回は迷いなく勝手に聴衆を想定してしまい,準備もいつもより時間をかけました。専門家相手なら同じような講演を何回かしているのでそれほど準備に時間はかかりません。一般向けも同様です。が,対象が素粒子物理を専門としていない物理屋と想定したので,今までの講演内容の使い回しがあまりできなくてかなり準備には時間をかけました。帰りの飛行機の中,そして昨日,さらに今日も午前中も微調整を行っていました。私は小心者なので講演のスライドは比較的早めに準備を終わらせるほうなのですが,今日は直前まで準備をする羽目になり,その結果が,対象が違っていたというのですから,アホです。

しかも慌てたのは,会場を勘違いしていたことです。部屋を間違えていたくらいならいいのですが,キャンパスを間違えていました...。私たち理学部のある豊中キャンパスというところでやるものとばかり思っていたのですが,実際には吹田キャンパス。いやー,ホントに焦りました。気づいたのがまだ取りかえしのつく時間だったからよかったですが,気づくのがもう少し遅かったら講演に穴をあけていました。

予定が詰まり過ぎて,仕事を処理しきれなくなっていることが明らかになりつつあります。。。

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