ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

同じゲートから

CERNに来ています。

日曜に平成基礎科学財団の講演会を終えたあと,その足で羽田空港へ行き,そこから深夜1時半発の夜行便パリ行きを使いジュネーブに移動。CERNへは現地時間の昼頃着きました。その後,ミーティングに出て,早めの夕食の後,速攻で寝ました。家を出たのが日曜の早朝なので,まともに寝るまでに40数時間が経過していました。初めて夜行便を使ってみましたが,ちとキツいですね。出発前に重労働してなければ問題ないのかもしれませんが,今回の場合は,早朝からの移動と長丁場の講演会の後に続けての移動だったので,流石にやり過ぎのスケジュールでした。。

それはいいとして,今回はパリのシャルル・ド・ゴール空港で一つネタを仕入れました。

私が搭乗予定のジュネーブ行きの便は,F30というゲートから10時に出発。同じゲートから9時55分にコペンハーゲン行きの便も出発。どちらかが間違っているのかと思い,搭乗案内までずっと神経をとがらせていました。が,結局,どちらの便も本当にF30というゲートから出発なのです。最初意味がわからず,とりあえずゲートを通過する際にジュネーブ行きはここからでいいんだよね?と確認します。あれ,じゃあコペンハーゲン行きはなんだったんだろうと思いつつ,ゲートの後,飛行機に乗り込むまでの通路を歩いていると途中で分岐点があります。前を歩いている人たちは,右へ行く人もあれば,左へ行く人もあります。で,分岐点には空港職員と思われる女性が立っていて,私が近づくとどこへ行くのかと尋ねます。ジュネーブだと答えるとじゃあお前はこっちだと右へ行くよう指示されます。

…えっ?この人の一言に行き先を委ねてしまうの?
と思いつつ,他に方策もありませんので,その指示に従い通路の先にいる飛行機に乗り込みます。でもやはり不安なので,いつもは完全に無視している機内アナウンスを今か今かと待ち受け,エールフランス何便のジュネーブ行きというアナウンスを確認し,やっと一安心しました。コペンハーゲンに行ってしまったらそれはそれでネタ的には凄く面白いとは思うのですが,しかし,ゲートでチェックするバーコードのチケットではなく,行き先に関しては,職員との会話,あるいは機内アナウンスに運命を委ねさせるというやり方は,凄いですね。言語が通じない人間は人間にあらずということなのですね。

少し前に日本ではシンドラー社のエレベーターが話題になりました。でも,ヨーロッパには安全装置がほとんどついていないような古いシンドラー社製のエレベーターがたくさんあり,私も挟まれそうになり慌てたことがありました。でも,そんなことが問題になってるとは聞いたことがありません。国民性の違いと言えば一言で終わってしまうのですが,うーん,日本以外の国では常に油断は許されません。ま,なんでもかんでも人のせい,国のせいにするよりも正しい人生観ではあるのかもしれませんし,国際社会を生き抜くには日本人だけが持つ特有の甘えた構造を捨てないとならないんでしょうね。

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2012-11-20 Tue 17:35 | | [ 編集]

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