ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

高校生と素粒子実験

今日は,高校生数人を2時間ほど研究室で受け入れて,素粒子物理学実験の触りをやりました。Y教授と私でそれぞれ4人づつの高校生を担当し,シンチとPMTからなる検出器を使って,幾つかの実験をやりました。まずは,オシロやNIMの回路で遊んでもらい,その後,宇宙線としてミューオンが降り注いでいることを体感してもらいました。って,体感してもらえたかどうかは謎ですが,2つのカウンターの距離や向きを変えることで,どういう方向からどういう頻度で宇宙線がやってくるのかを定性的に感じてもらおう,という趣旨のことをやりました。

もう一つは,学部の1年生がやってる実験内容の一つで,放射線源を使ったものです。計数の距離に対する依存性を理解してもらおうというヤツです。ただし,高校生といっても1年生が多いのでlogを使うことができず,1/rと1/r^2を横軸にしたグラフを書いてもらい,2乗分の1に比例していることを説明しました。その中で,数学好きな高校生が1人いて,用意していた両対数グラフに興味を持ち,それに書くとどうなるのかという待ってましたという質問をしてくれました。喜んで,しかし,わかってもらえるかとちょっとだけ不安を持ちつつ説明したのですが,数学が好きというだけあって,1年生なのですがすんなりと理解してくれました。傾きによってベキ数がわかるということに感動してくれたのには,こっちが感動でした。

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