ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

インパクト

9月の学会直前にポーランドの Krakow (Cracow?) というところで European Strategy Meeting という重要な会議がありました。ヨーロッパのこれから10年あるいはその先の高エネルギー物理学の将来計画を議論しようという会議です。そこには日本からも何人かのお偉いさんが出席し,KEKの素核研所長Yさんがアジアの将来計画について講演しました。

その講演内容の目玉は,日本の高エネルギー物理学コミュニティが次期大型計画であるILCという線形加速器の計画を日本政府に提案する,というコメントでした。このインパクトは大きく,ATLASグループ全体で毎週行われている週例ミーティングでも,スポークスパーソンがその内容を取り上げていました。って,私はスライドを眺めてるだけなので,どれくらいのインパクトで受け止められているのかわかりませんでした。

私が今回ATLASグループのcollaboration meetingに突如参加しようと思った理由の一つは,CERN所長がミーティングに来て話をするからでした。それが月曜の夕方だったのですが,彼も日本のコミュニティの提案について触れていて,やはりそれなりのインパクトをヨーロッパに与えていたことが窺えました。いや,だからなんだと言うわけではありませんが,こういう日本の動きを生んだのはヒッグスらしき新粒子の発見なわけで,それがさらにヨーロッパにインパクトを与えているということを考えると,新粒子発見のインパクトの大きさを改めて感じます。

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