ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

徒弟制度

私が知ってる高エネルギー業界の人事は透明で,自分の周りには研究者村の古き悪しき慣習である徒弟制度的なものはあまり見られない,とこのブログで何度か書いたことがあります。特定の教員,特定の研究グループ,というか特定の大学,にはそういう傾向が多少ある気がしますが,概ねそういうことはあまりないなぁと思っていました。自分たちの研究室や仲の良い友人たちの属する研究室を見ても,卒業生は自分たちとは関係のない実験に送り出すことを目指し,外から新しく人を採用する場合は新しい血を入れる傾向が強いと,これは今でも感じています。

でも大学教員になって6年。大学にいると,他分野ではそんなことなくて,世間で批判を受けるムラ社会,徒弟制度的な研究分野がまだまだあるんだなぁ,と思う出来事にかなり遭遇してきました。医学部と病院の関係はグループ会社みたいなものだというのは以前からよく聞いていましたが,そういう系列会社....じゃなかった学閥的なものが色々なところに残っているものなのだな,と最近は感じるようになりました。

そういう分野にいる人たちにはきっと彼らなりの論理があるんですよね。これまた私がよく主張してることですが,一口に研究といっても分野によって要求される資質,書ける論文数,その他あらゆる面で大きな違いがあります。だから,人を雇う場合の基準も私たちとは全く違う考え方をするのが実は合理的なのかもしれません。なので,どういう理屈でそういう社会になってるのかは興味のあるところです。

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