ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

実験屋魂

私たちの研究室から最寄りの男子トイレでは,4箇所ある小用の便器のうち1箇所がしばらく前から故障しています。洗浄のための水が流れっぱなしになったり,まあ一言で言うと流れるべきタイミングで水が流れるだけでなく,本来なら止まるべきタイミングで毎回きちんと水が止まらないという症状でした。大学事務には連絡してあり,一度は修理に来た気配があったのですが,問題は解決せずという状態が続いていました。

そんなある日,というか昨日ですが,Y教授がドライバーを持ってトイレへ向かったと思ったら,今度は,人が立っていることを感知するセンサー部分を手に持って学生と私が話をしているところへ戻ってきました。実験屋魂が疼いて仕方なかったんでしょうね。センサーの設定等に異常がないか確認,その後,センサーの反応がおかしくないかまたトイレに戻り,色々と反応を試します。それでも症状は変わらず,設定等では解決できないセンサー故障の気配。

しかし,ここで問題追求を実験屋はやめません。となりの便器についてるセンサーと(配線を順次)交換し,本当にセンサーがだめなのかどうか確認を試みます。すると,元々となりに着いていたセンサーでも水の流れは止まらず,逆にもともと疑っていたセンサーは隣りの便器だと正常に動作します。ということで,問題はセンサーではなく,水量をコントロールする電磁弁と特定。問題がどこにあるか特定できたことに実験屋的には満足して,そこで作業は終了。まあ,それ以上は部品を変えるしかないので私たちにやれることはありませんからね。

こういうデバッグを楽しげにやれるY教授はじめ私たちはみなバカだなぁ,と笑ってしまいました。こういうデバッグ作業を楽しいと感じる人は実験が好きなんでしょうね。

ちなみに,トイレには風で手を乾かす装置が着いているのですが,その装置を使っている時間の長さでHくんが私を特定していたのには大笑いすると同時に,実験屋の重要な素養である観察眼の鋭さをこいつは持っているなと感じたのでした。

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