ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

D論初稿の初稿

博士課程の学生であるHくんは今博士論文を書いています。彼の解析結果はN大学のOくんの結果とあわせて2本の論文になっていますので,それらの結果をもって博士論文にしてもよかったのですが,鬼のような指導教員がそれでは博士論文として認めない。ATLASグループの公式解析手法だけでなく彼オリジナルの解析も含めなければダメだ,と主張したため,今年前半はボトムクォーク起源のジェットを同定する確率の測定などに取り組み,解析の内容を濃いものにしてきました。大体の結果は春に得られ,夏にはほぼ解析を終了しました。で,今はひたすら博士論文を書いているというわけです。

その彼の論文の初稿の一部,全部ではなく数章分の赤ペンチェックをしばらく前から始めました。学会前に2章分くらい見て,その後時間がなく残り1章分が未読のまま私の机に置いてあります。今週,来週にかけてはそれを読むことを自分に課しているのですが,私にとっては初めての博士論文指導なので今まで気付いていなかったことに幾つか気付いたりします。

一つには,今まで何本も修論の指導はしてきましたが,それに比べるとやはり博士論文というのは内容が濃く,書いてる本人は当然なんでしょうけど,読む側も修論に比べるとかなり気合いを入れないと読めません。自分が博士論文を書いたときは書くペースが速くて指導教員を困らせた(?)のですが,今になってみると,仕事の合間に論文原稿を読むわけで,当時の指導教員の苦労がよくわかるようになりました。

しかし,初めての博士論文指導は楽しみです。なんてことを言ってる場合ではなく,残りの章とアップデートバージョンをHくんから貰う前に,今持っている章を早く読んでコメントしなければなりませんね。ははは。

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