ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

大学院入試終了

私たちの大学,いえ私たち理学部,いえ理学研究科物理学専攻では,昨日から今日まで大学院入試でした。受験生のみなさん,そして関係者のみなさんお疲れさまでした。結果発表は来週の終わりごろだったので,それまでは受験した学生さんにとってはドキドキですね。

しかし,学生にとっては筆記試験のあとの面接は人生の中で最初の面接という可能性が高いですから,面接はかなり緊張するんでしょうね。昨日も面接を終えた研究室の4年生Kくんと話をしましたが,面接のときは面接官の態度が非常に気になるようです。面接官が意識していなくても,首をちょっとかしげたりすると気になるみたいですね。

そんな話をしていて思い出したのは,私がフェルミラボのウィルソンフェローというポジションに応募した時のことです。書類審査を運良くクリアしフェルミまで面接に行ったのですが,そのときの面接の印象は自分の中では最悪。間違いなく落ちたと思っていたので,採用の知らせに驚いたことを思い出します。で,一番印象に残っているのはそこではなくて,面接のヘビーさです。もともとMoriondという国際会議で発表する解析,そして発表自体で忙しかったので,面接の予定をおもいっきり遅らせてもらっていました。その国際会議の直後に面接に行ったので,もう行くだけでもヘロヘロ。さらに,面接は3日間もかけて行われるのです。

最初の日は,この業界で必ずやるセミナー。審査員10人くらいだけとやる非公開のセミナーなのですが,その質問の厳しいこと。1時間のつもりで準備しろって言われてたのでその長さのトークを準備していったのですが,実際には3時間以上も延々とセミナーが続きました。審査員はおもいっきり質問するんですね,時間を気にせず。いや,もうそれだけでかなりやられて(=満足に答えられない質問も多々あるわけです),完全にノックアウト状態。そのセミナーの後は,今度は審査員たちと晩飯を食べに行くのですが,ヘロヘロ&ノックアウト状態で晩飯を食べるような気分では全くありませんでした。

2日目は朝から晩まで審査員一人一人と面接。そして3日目は半日ほどやはり一対一の面接。それらの面接の中には審査員だけでなくフェルミの所長が含まれてたり,computing devisionの人がいたり,と色んな人が含まれていて,何を話したらいいのかわからない相手も結構いました。

そんなこんなでボロボロになった3日間は,強烈な印象が残っています。

ちなみにですが,その前のポジションであるポスドクの面接に行ったときは,これまたよくある公開のセミナーをやり,その後,やはり何人かの人と一対一の面接でした。アメリカの研究機関ではスタイルは同じようなもんなのですかね。ただ,ウィルソンフェローのときと違い,セミナー1時間,面接は2、3人だったので,そこまでボロボロになることはありませんでした。

それから,日本ではセミナーだけということが多いのではないでしょうか。私が今のポジションに応募したときも審査員を含んだ聴衆の前でセミナーを一回やっただけでした。逆に審査員になったときも同じスタイルなので,まあ日本の面接と言うのはアメリカに比べるとかなり軽いんでしょうね。

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