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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ピクセルの読み出し苦戦中

今日は日帰りでTITのJくんのところに来ています。ATLASアップグレード用ピクセル検出器の信号読み出しシステムを自前開発しようとしているのですが,これに苦戦中。大まかなフレームワークはKEKのTくんによって整備されて,とりあえず信号を読み出すことはできるのですが,その先のステップになかなか進めません。

一つのチップが数万ピクセルを読み出すのですが,各ピクセルの入射粒子に対する反応を揃えるためには,実際に使う前にテストパルスを入力して,数万ピクセルの反応が揃うように調節しなければなりません。システムがきちんと動いていれば数万ピクセルであろうとソフトウェアを頑張ればなんとかなるのですが,テスト用の入射パルスを思ったように入射できないという問題を抱えています。この問題を解決すべく,TITにあるATLASの別グループが開発した読み出しシステムの挙動を事細かく調べるべくTITまでやって来ました。

私は日帰りですが,この研究をメインにやってるM2のJくんは昨日から問題をつきとめようと頑張っています。Kくんの助けを借りて,私たちが持ってるハードウェア自身に問題がないことは確認。その他,彼らの持ってる読み出しシステムと私たちのシステムの違いを洗い出し,結構色々なところに違いがあることはわかったのですが,問題の原因究明には至らず,残りは大阪に帰ってからということになりました。Jくんは読み出すべきASICのマニュアルを擦り切れるくらい読み込んでいて,チップに関しては非常に詳しいので,この壁を乗り越えてシステムが動き出せばその先は今までよりもスムーズに進むと思うのですが,いかんせん目の前の壁で立ち往生しています。

なんとか助けてあげたいのですが,SVX4とは違い,私自身がそのチップのことをわかっていないので,なかなか良いアドバイスをしてあげることができません。なんとか早く問題解決の糸口を見つけてくれるといいのですが。

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