ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

実験を終えようとしない学生

前回のエントリーで,火曜日の実験の授業がシンドイという話を書きました。それで思いついたことがあります。

その授業の担当は外れたくても外れられなくて,もう5,6年目くらいの担当になります。同じ授業をずっと継続して担当してるので学生たちの変化をそれなりに感じるのですが,感じる変化で一番強く感じるのは,実験をさっさと終えて帰ろうとしない学生の比率が年々増えていることです。話をわかりやすくするために単純化すると,5,6年前は,実験を真面目にやりさっさと帰ろうとする学生と,実験なんてどうでもいいから内容なんて理解できなくてもとりあえず帰っていいというお墨付きを教員から早くもらって帰りたい学生,というように2分できました。後者に関しては,教員としては望ましくないのですが,そういう学生が存在すること自体は理解できます。単位だけ取れれば大学の授業なんてどうでもいい,早く帰って遊びたい,あるいはバイトに行きたい。そういう学生ですよね。ですから,真面目に授業内容を理解しようという意志があるかどうかとは無関係に,多くの学生が早く帰りたいという一心で(?)実験をさっさと進めていました。

ところが,年が経つにつれて,実験を終わらせようという意志の希薄な学生が増えているんですね。実験内容を深く理解したくて時間をかけてやってるという学生もたまにはいますが,そういう学生の比率は前とそんなに変わりません。増えているのは,実験をやるでもなく,家に帰りたいという意志があるわけでもなく,ただボーッとしている学生なんです。私も真面目な学生ではなかったので,とりあえず実験を終えて早く帰りたいという学生の気持ちは非常によくわかるのですが,実験をさっさと片付けようとしない,かつ,授業から解放されようともしない学生の気持ちというのが全然理解できません。勉強を熱心にやってくれるのが一番ですが,年代的に遊びたくて仕方ないのではないかと思うんですね。それなのに,帰ろうともせず,無為に時間を過ごす学生というのはどういう心境なのか,非常に理解に苦しんでいます。

それと似た現象なのですが,敢えて混んでいるエレベーターを利用しようとする人々を目の周りで見かけて,それも私には理解不能なことの一つです。私たちのオフィスのある建物には,物理学科の領域(?)にエレベーターが並んで2台,化学科の領域に同じく並んで2台あります。正確には宇宙地球専攻も建物としては繋がっていますが,今する話には影響がないので省きます。物理学科と化学科の位置関係はというと,テキストでズレないといいのですが,(やはりズレルので画像ファイルを追加)

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elevator

上記のようになっています。-は化学科,=は物理学科,|はエレベーターを表してるつもりです。それで,私が不思議に感じるのがどういうときに起こるかというと,昼前の弁当売りの時間です。上の図だと1階の一番右端,物理学科のエレベーターホール前で昼前に弁当を売っているんですね。3限に授業があって昼飯を食べに行く時間のない私もよく利用してます。そこで,物理学科の人間,特に化学科から離れている側にオフィスのある人間が物理学科側のエレベーターを使うのは自然で理解できるのですが,化学科の人間が物理学科側のエレベーターを使うのは私にとっては理解不能です。上の図を見てもらえばわかりますが,構造上,また人数的にも物理学科のほうが化学科よりも圧倒的に多いので,物理学科側のエレベーターの方が普通に混んでしまいます。実際,昼前の弁当を売ってる時間帯の物理学科側のエレベーターは非常に混んでいて,短気な私には待っていられないようなことが多々あります。いえ,短気でない私でも待ってられなくて歩き始める人は多いです。

というような状況ですから,私のオフィスが化学科のほうにあって,なおかつエレベーターを使いたければ,私なら化学科側のエレベーターを使います。同じ距離の道が2本あれば,混雑してない方を選ぶのが普通というか,何も考えてなければそうしてしまうと思うのですが,化学科の人たちはなぜゆえに物理学科側の敢えて混んでいるエレベーターを使おうとするのでしょうか。絶対値はもちろん大したことないですよ。日に数分の時間を無駄にするだけです。私の価値観からは受け入れ難いですが,多くの人はそれくらいの時間の無駄を気にしていないことは百も承知しています。ですが,なんというか,人間の行動パターンとして自然じゃなくて奇異に見えるのです。4車線の道で,行き先が分かれているわけでもないのに,なぜか,特定の2車線だけしか車が走っていないような,そういう不自然さを感じるのです。しかも,観察してると多いんですね,私にとって理解不能な行動をとってる人が。

謎です。私にとっては理解できない行動パターンにも,何か合理的な理由があるんでしょうかね。

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