ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

OPERAの話

OPERA実験が,ニュートリノの速度が光速超えだったというのは間違いだったと近々開催されるニュートリノ関連の大きな国際会議で発表することに決まった,という記事を読売新聞で見ました。しばらく前から,光ファイバーだかなんだかのコネクターが緩んでいて,それで時間測定を間違っていたららしいという話になっていましたが,再測定をやったみたいですね。

キャッチーな話題で,SF好きの人たちを巻き込み大きな話題になっていましたが,前から言ってるとおり,こういういい加減な結果を発表したことに若干の憤りを感じます。これからはOPERAの論文には,絶対値はそのままに,マイナスのインパクトファクターをつけることを提案したいくらいです。コペルニクスの話みたいに,社会的常識と逆行する結果を発表できないというのは,科学の健全性という観点からあってはならないことだと思いますが,今回のなんて明らかに検証不足だし,最近よくある宇宙線関連でダークマターか?というのを匂わせてインパクトファクターを上げる手口と同じにしか見えません。LHCで何も見つからないから,CERNからの政治的圧力でもあったんですかね。まあ,私なんて外部の人間だからいいですが,OPERA内部でもこんな測定結果は発表できんと言って,論文に名前を載せなかった人もいるそうで,そういう人が一番腹を立ててるでしょうね。

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2012-06-16 Sat 02:31
2012-08-17 Fri 03:11 60
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