ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

大学院生向けの授業

水曜は大学院生相手相手の授業の日,ということで昨日も授業をやりました。大学院生相手の高エネルギー物理学ということで,好きなことを好きなようにやっていい,ある意味私にとっては楽な授業です。この授業は去年まではY教授が担当していたそうで,一応そのスタイルを踏襲しています。どんなスタイルかというと,とある測定をするにはどんな実験をすればよいか学生さんに考えてもらうというものです。

とは言っても,高エネルギー物理の下地のある学生,ない学生,分野の違い等々もあるので,最初は検出器周りの講義を何回かしました。その講義を先週までに終えたので,今週の昨日からはいよいよ学生さんによる討論会を始めました。幾つかお題は考えているのですが,まずは,私たちの研究室の学部4年生の定番(?)テーマである宇宙線中の粒子の同定をするにはどういう実験をすればよいかを考えてもらいました。ミューオンやらパイオンやら陽子やらが振ってくるわけですが,それらを識別するにはどういう実験をやればいいのか,というのがお題です。

アイデアだけでなく,実際に粒子識別するのに必要な検出器の配置や分解能等まで求めてもらうのが目的ですが,昨日はそこまでは全然達しず,アイデアを出し合ったくらいのところで終わりました。ですが,思ったよりも盛り上がって,この授業形態はアリだと感じました。私が考えてなかったようなアイデアも出て来そうですし(実際,彼らが昨日出したアイデアは私が思い描いた幾つかとは違っていました),私にとってもなかなか楽しい授業になりそうです。

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