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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

今年の卒業研究

学部4年生3人の今年の卒業研究のテーマが決まりました(4年生は4人で,1人はY教授の指導)。私が卒業研究の指導(というほどのことは毎年やってませんが)をするのは3年目で,最初の年は宇宙線中の陽子の探索,2年目の去年がミューオンの電荷分布の測定,そして今年はミューオンの磁気能率を測ってみようということになりました。宇宙線とシンチを使うという私たちの研究室の定番に落ち着きました。

ただ,私の勝手な趣味でポジトロニウムをやろうかと毎年画策しています。ですが,線源の値段の高さと半減期の短さ,それから納期の遅さによって結局はひっそりと消え去ります。もし来年度やるとしたら,夏休みくらいには決定して動き始めないとなりません。と言いつつ,研究テーマを真剣に考え始めるのが院試明けで,結局ちょっと遅かった,ということになっています。来年度はどうなることか。

しかし,今年の研究テーマは,私たちの研究室の定番系とはいえ,今までにやったことはないようです。私自身もやったことはなく,面白そうだったので4年生にオプションとして提示してはみたものの,どうやればよいかハッキリとした道筋は見えていません。他の大学でも学生実験としてやっているみたいなので,その辺の資料を漁り大体の測定原理は理解しましたが,実験の面白さ,難しさは,測定原理をもとにいかにして精度のよい測定を行うか,というところで,その部分は経験が大きく物を言います。教科書で勉強するのと違って,細かいコツや,重要なポイントというのはやってみないとわからないことが多いからです。まあ,逆に,どうやればいいんだろう,と私にとっても考える部分が多く,どうなることか非常に楽しみです。


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