FC2ブログ

ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

力仕事

今週は先週よりも少し楽な一週間になりそうです。

今日の午前中は主に授業の準備。午後は5時半から今まで研究室内のATLASグループメンバーでのミーティング。昼飯後5時半まで何をしたかというと、研究室内の別の実験グループが使っている装置の配置変えと整理を手伝いました。実家に帰って私がどんなことを実際してるのか知らない親戚の人たちは、学者と聞くと、箸より重い物を持つことがないと思うようです。私も説明するのが面倒なので、まあそうだと答えておくのですが、理論ならまだしも、実験家は肉体労働も結構あります。

例えば、今日の作業では200kg近い(?)光学台を運んだり、私たちの実験でよく使う電子回路のモジュールを収めるクレートというのは非常に重くて、それが数台入ったラックもゆうに100kgを超えるのではないでしょうか。また実験場での装置の設置・調整のときは毎日毎日延々とケーブル張りの作業をしたり、と、肉体労働も結構あります。特に日本では多いですね。私が事情をよく知るアメリカでは、物理屋が作業をするのはかなり少なくて、逆にそういう作業を専門にしている人たちをそれなりに雇っているので、自分たちでやらずに、専門家に任せることが推奨されます。

……同じくらいの規模の実験でも、それに係わる人の数が、日本と欧米では桁違いなんですよね。結局日本では自分たちがやらないと物事が進まないわけで。

それはさておき、この世界の人たちは子供の頃から科学者を夢見ていたような人が多いですが、私の場合、育った環境のせいもあってそういうことはありませんでした。プロ野球の選手になりたいと思うくらいスポーツなら何でも好きで、学校の授業でも体育が一番好きでした。そういう背景もあって、体を動かすこと自体は嫌いではなく、肉体労働も嫌いということはありません。なにしろ、ビールがいつもより美味しくなりますから。ははは。


日常 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<4年生実験 | HOME | 昨日のセミナー>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |